皆さんこんにちは!いつも読んでいただいてありがとうございます!
2回に分けているこの連載ですが、1回目はどうやって子供に英語を話したいと思わせるかを、私の幼少時代やイギリス在住時の経験を踏まえながら書いてきました。
連載1回目はこちらから↓

(1)英語を話したいと思わせること
2回目の今回は、親がどう子供の世界を広げてあげるか?の大事さについて書いていきます。
(2)親が世界を広げてあげること
■親が英語を一緒に勉強する必要性
子供が英語を学び始めると、様々な英語の単語を話し始めます。
例えば、「牛」を指して「cow」と子供が言っても、英語を知らないと「そーだね。すごーい。」程度の返しで終わってしまいます。
でも英語を少しでも知っていれば、「牛の赤ちゃんはcalfというんだよ。」といった具合に、プラスアルファを教えてあげることができます。
私も息子と話すときはプラスアルファを大事にしているんですが、この知識は私がわざわざ辞書で調べて得た知識ではありません。
毎日一緒に英語の本を読んでいたから得た簡単なものです。
親も一緒に読んだり歌ったりすることで世界が広がり、また子供が興味を持った時にその広がった世界を教えられます。
今の例は単語レベルの簡単な例ですが、子供がせっかく英語を文章で話してきているのに、何も答えられない場合はどうでしょう。
そこで子供の世界への広がりが終わってしまいますよね。
親が教えてあげることはたくさんあると思うので、一緒に英語を勉強したいと思っています。
■私の実体験から
さて、これから書くことは他の人を批判することになり、英語教育に携わっている方は嫌な思いをするかもしれません。
でも、本当にあった話なので記載します。
連載1回目で、私は小さい頃から英語の個人レッスンに通っていたとお話しました。
小学校1年生頃の話ですが、私はその頃既に英語が大嫌いで、英語を話そうともしませんでした。
すると、英語の個人レッスンの先生が日本語で私に話しかけるようになったのです。
外国人の先生は、子供相手だから別にいいだろう、という感覚だったのではないでしょうか。
大人になって考えると、そもそも契約違反だし、ひどい先生だなぁと思いますが。。。
■効率性を求める子供の本能の怖さ
正直なところ、子供に英語を教える先生も、日本語で話すなと強制するのは難しい仕事です。
また英語の先生が日本語を理解する人であれば、子供たちの会話も把握できますよね。
子供から日本語で聞かれたことを、わからないふりをせずに英語で答えてしまうのも、本当のところ子供にとって良くないと私は思っています。
「あっ、この先生日本語わかるんじゃん。」と子供が読み取ってしまうだけで、英語を話す必要性を感じなくなってしまうからです。
現に小学校の英語の授業は、よく先生との日本語でのおしゃべりタイムになっていました。
私は、こういう出来事が様々なところで起こっているのが、現実ではないかと思います。
■子供のやる気を削がないように。。。
また、イギリスから帰国し英語をキープさせようと思い、英語の幼稚園に入れたけれど、イギリス発音を指摘され、アメリカ英語を練習させられ嫌になった話も聞きます。
こういう小さな出来事で、子供の学ぶ意欲って薄れてしまうと思います。
英語の保育園に通う場合、子供同士日本語ではないか、先生は日本語を時々話すのか、確認する必要があるでしょう。
外で学ぶことはもちろん子供にとって良い経験です。
しかし、親が知らないものを子供に学びなさいというより、親と一緒に学ぶ安心感を与えることは大事だと感じています。
■まとめ
前回の「(1)英語を話したいと思わせること」と今回の「(2)親が世界を広げてあげること」の2回にわたって、親が一緒に学ぶことの大切さの理由を掲載しました。
2つの理由の共通点は、子供たちに学ぶ意欲をどう出させるか、そしてそれを維持させるかだと思います。
子供の性格や興味、子供の生活や出来事、子供の英語レベル。
それぞれに合わせて英語力を養わせられるのは、親だけだと思ったので、この連載をすることにしました。
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