目次
◆イギリスの子供に大人気 恐竜特集◆
イギリスの子供たちがなぜ恐竜好きかをご紹介します。
1.【特集】子供が恐竜を好きな秘密。それは教育にあった!
2.【特集】英語で恐竜について学ぼう!恐竜コンテンツ 5選
3.子供は大好き!【英語絵本】恐竜の絵本 5選 ←ココ
世界中どこでもなのかもしれませんが、特にイギリスの子供たちには恐竜が大人気なんです。
自然博物館や大英博物館があったり、YouTube でも恐竜の歌があったりと、身近に恐竜と触れられる環境があるからでしょうか。
息子も例に漏れず恐竜が大好きで、しょっちゅう博物館へ行っていました。
でも、何度行っても覚えられない恐竜の名前が多いんですよね。。。複雑なのが多い上に英語の発音も難しくて、現地の人でも間違えるくらい。
さて、なぜイギリスの子供は恐竜が好きか?は別の機会でお話するとして、今回の英語絵本は恐竜関連のものを集めてみました。
もすうぐ3歳の息子が、今ハマっている大好きな絵本5選をご紹介します!
子供は大好き!【英語絵本】恐竜の絵本 5選
1. Dinosaurs Do Too!
著者 Ali Pye & Katherine Redfern
対象年齢 1〜2歳(ただし、恐竜の詳細の説明もあるため、年齢があがっても読める本)
❐概要
タイトルを訳すと、「恐竜も(一緒)!」となりますね。
この絵本では色々な恐竜が様々な行動をしているのですが、”And I do too!” 「僕も!」と主人公の男の子が各ページで言っていく絵本です。
例えばステゴサウルスのページであれば、”dinosaurs eat their greens” 「恐竜は野菜を食べます」
の後に、”And I do too!” 「僕も!」
と言う流れになっています。
息子には、ここですかさず
“Do you like to eat greens too?” 「野菜食べるの好き?」
“Yes, I do too!” 「僕も!」
というやりとりをしてフレーズを覚えてもらい、食事の時も野菜を食べなかったら、これで食べさせてました笑
❐しかけ絵本と短い文章
この絵本はしかけ絵本になっており、1歳の子供でも食いつきます。最後のページは一段と大きなしかけ絵本になっており、最後を楽しみにして息子は読んでいました。
また、各ページごとにセリフが1文ほどなので、すぐに覚えることができます。何度も繰り返し読んでいたため、息子は全てのセリフを暗唱するようになりました。
その他にも、大きな子供向けに恐竜の説明が書いてあるので、年齢に合わせて楽しみ方を変えていけることが魅力的です!
❐子供向け絵本アワードのリストに残った絵本だそうです!
イギリスのとある地域(Sheffield)にて行われた絵本向けの賞で、リストに残ったぐらい。それくらいオススメの絵本!ということですね。
Dinosaurs Do Too! shortlisted for The Sheffield Children's Book Award – Ta very much pic.twitter.com/THVFwAPITN
— The Good Fairy (@TGFairy) March 12, 2014
2. Dinosaur Farm
著者 Frann Preston-Gannon
対象年齢 2〜4歳
❐概要
恐竜を牧場で飼っている、という設定の絵本。
恐竜を飼っていたら、どんな風にお世話しなきゃいけないのか?という内容でお話が進んでいきます。
ただでさえ農家・牧場を営んでいる人たちって大変なのに、飼育しているものが恐竜だったどんなんでしょうか!?
最後にもちょっとしたオチがあるので、読んでみてくださいね。
❐牧場経営は大変!
朝早く起きて。。。というシーンから絵本が始まるのですが、そこで
“Farmers are very busy, so they have to wake up very early in the morning! LIke daddy, they work really hard every day.” 「農家はすごい忙しいから、朝早く起きなきゃいけないんだよ!お父さんみたいに、農家の人たちも毎日頑張って働くんだよ。」
と話しかけていました。
すると、 “very busy” というフレーズにハマったらしく、お出かけの時はいつも
“Oh I’m so busy. I have to tidy up toys, I have to watch YouTube, I have to play with puzzles. I’ve got to do a lot of things.” 「あー忙しい。お片付けもしなければならないし、YouTube も見なければならないし、パズルもしなければならないし、たくさんやることがある。」
と言うようになりました。
時々、食事の時間だと伝えると、”I’m very busy now!” 「今はすごく忙しいの!」と答えが返ってくることもあります。。。
❐ケンブリッジ大学にいる、絵本作家の方もおすすめしていますよ!
RT @PavilionKidsBks: Wonderful illustrations make the idea of a dinosaur farm reality. Dinosaur Farm http://t.co/qKM0v1tgv5 <love this book!
— That's Anne with a Plesiosaur Rooney (@annerooney) April 8, 2013
3. The Dirty Great Dinosaur
著者 Martin Waddell & Leonie Lord
対象年齢 1〜3歳
❐概要
男の子 Hal と飼い犬の Billy が遊んでいるところに、突如として現れた汚い恐竜。
「お前たちを食べてやる!」と言う恐竜に対して抵抗する Hal と Billy。
果たして彼らは自分たちを守ることができるのか!?
❐ティラノサウルスとHalの頭脳勝負
ティラノサウルスは家族1人1人を食べると主張するのですが、Halは食べてはいけない理由を次々と言い、最後にはティラノサウルスをこけさせて捕まえます。
実際にティラノサウルスは手が短いため、実際にこけてしまうと立ち上がることができません。その事実を匠に利用した絵本でした。
❐散らかしたら、元通りにすること
絵本では恐竜が暴れまくって、庭やら洗濯物やらを散らかしまくります。
最後はちゃんと片付けをするんですが、
“You see, this dinosaur is tidying up too. So whenever you play with your toys and make a room messy, can you tidy up too?” 「ほらね、恐竜も片付けてるでしょ。だからあなたもおもちゃで遊んで部屋を散らかしたら、ちゃんと片付けられる?」
と言ったら、
“I always tidy up mommy!” 「いつも片付けてるよお母さん!」
と突っ込まれました。
こんな切り返しも学んできた今日このごろです笑
❒簡単な英語を利用
とても簡単な英語フレーズが多いため、1歳、2歳の子にとてもオススメです!
また、簡単な英語しかまだ話せないお子さんにとっては、少しステップアップできる文章も含まれています。
❐イギリスの小学校でも取り上げられています!
シーンの一つに恐竜がパスタを食べる部分があるのですが、絵本を読んだ後みんなでパスタを作ったようですね!
Making pasta in FS for "The Dirty Great Dinosaur!" pic.twitter.com/UtBHqOZjYd
— Eastfield Primary (@EastfieldPS) June 24, 2015
イギリスの幼稚園や小学校では、こういった形で絵本に出てきたものをみんなで作ったり、見に行ったりと、子供たちに実体験をさせるところが多いようです。教える側も色々と工夫しててスゴイなぁと思うとともに、やっぱり教えることは大変だなぁと感じました。
4. Gigantosaurus
著者 Jonny Duddle
対象年齢 2〜4歳
❐概要
恐竜の世界でも一番恐れられている “GIGANTOSAURUS” 。母親たちからも気をつけるように、と念を押されるぐらいの存在。。。
子供の恐竜たちは遊びに出かけるのですが、そのうちの一人(Bonehead という子)が見張り役になると言い出します。
彼はことあるごとに「ギガントサウルスが来たー!逃げろー!」と言うのですが、実はウソばっかり。
そんなことばかりしていて、ギガントサウルスが本当に来てしまったら。。。さぁどうなるでしょう?
❐同じセリフが出てきて、子供はハマる
毎回、「Gigantosaurus が来た!」と見張り役の恐竜が言うのですが、草食系の恐竜が現れます。
様々な草食系の恐竜が現れる度に、同じセリフを使うんですね。
そのセリフが5〜6行にもわたるのですが、リズミカルに言えるようになっているので、子供はすぐ真似をして覚えると思います。
❐ウソばっかりつく子供の恐竜
我が家のタケシはこの本が今一番好きで、毎日何回も読んでは、
“He (Bonehead) is lying all the time, so his friends said ‘We are not going to play with you anymore!’. Lying is very rude…” 「彼(ボーンヘッド)はいつもウソついていたから、友達は『もう君とは遊ばない!』と言ったんだ。ウソつくことはヒドイことだよ。。。」
と呪文のように唱えています笑
オオカミ少年のような要素を含むので、ウソをつき続けたらどうなるのか?というちょっとした教育(?)にも向いている一冊ですよ!
❐子供向け雑誌出版社の、マーケティング部長もオススメ!
こちらの投稿にもあるように、この絵本はぬいぐるみなどとセットの場合もあるようですね。
5. Stomp, Dinosaur, Stomp!
著者 Margaret Mayo & Alex Ayliffe
対象年齢 1〜3歳
❐概要
全部で恐竜が11種類出てくるのですが、それぞれの恐竜が出す音、もしくは使われる形容詞が違ってくる絵本です。
例えばティラノサウルスであったら、”stomp!” 「ドシン!」ですし、イグアノドンであれば “chomp chomp!” 「むしゃむしゃ」といった具合です。
❐恐竜の特徴がリズムに乗った言葉で紹介
子供が真似しやすいように、リズムに乗れるような文章で恐竜を紹介してくれます。
この絵本を読んでから、息子はいつの間にか “gliding” 「空を飛ぶ、滑走する」という言葉を覚えました。
びっくりしたのは、ある日外で鳥を見て
“Look mommy, birds are glide glide gliding!” 「見てお母さん、鳥達がヒューヒュー飛んでるよ!」
と言ったことです。
絵本を読んで覚えた単語を応用できるようになったようで、一層私も英語をもっと頑張らねば!と刺激された瞬間でした笑
❐Touch and Feel
恐竜を触ると感触があるような仕上がりになっているので、子供はページをめくる度に触ることを楽しんでいます。
あまり絵本に集中できない娘も楽しんでいました。
❐恐竜好きなお子さんをお持ちの、現地お母さんにも人気!
Stomp, Dinosaur, Stomp! – Bright & educational book perfect for little dino fans! #bookreview http://t.co/DLlbufHa1j pic.twitter.com/LG1GIB1cbo
— Shay: TwoTinyTerrors (@shay_noble) May 8, 2014
ぜひ読んでみてくださいね!
もし絵本を読む時に、「こう英語で説明してあげたい、話してあげたい。だけど英語が心配。」という方がいらっしゃいましたら、一番下のコメント欄に残して頂ければと思います。
恐竜特集はいかがでしたか?
良いアイデアをシェアして頂き、皆さんと一緒に考えながら頑張りたいので、よろしくお願いします。
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