【息子の独り言は英語!?】
 実はそれには秘策が。。。

子育て日記

皆さんこんにちは!

私には子供が2人いるので、2人のことをバランスよく書きたいのですが、1歳を過ぎた子の英語について書くことが難しくて、ついつい息子の話が多くなっています。

また娘がお話できるようになったら、色々情報を記載していきますね。

息子と違って、娘は日本のみで英語育児をしているので、息子とは違った成長を見せてくれると思います。

 

さて、今回は息子の独り言についてお話していきます!

 

【息子の独り言は英語!?】
 実はそれには秘策が。。。

息子のおしゃべりを聞いていると、6割英語、4割日本語です。

私達夫婦はイギリスにいる頃、日本帰国の時期が前もってわかっていたので、生まれた頃から息子を英語漬けにしてきました。

日本に帰国し、日本の保育園に入れば嫌でも日本語になると思っていたからです。

 

先に帰国していた友達の情報によると、5歳以下は1ヶ月もすれば英語を忘れる、と聞いていました。

それはどうしても避けたい。。。(でも、英語は忘れると言っても、もともとそんなに英語を話していなかったのでは?とも思うので、正確な状況はわかりません。)

 

■日本帰国後、英語はどうなったか?

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英語と日本語の割合は、変わりません。

変わったとしても、7割英語が、6割英語になった程度だと思います。

 

いつもお話させて頂いているように、お母さんと話す言葉が一番重要であり、この年齢の子供たちはそこまで社会で何語が話されているかは関係ないのでは?と私は思っています。

そのため、何度も書いてしまいますが、日本人家庭の子供がイギリスで現地保育園に通っても、大した英語は話していない、という場合が多々ありました。

それと同様で、うちの息子も日本で日本語の保育園に通っていても、6割英語、4割日本語の割合で、国が変わっても差異はなく、うちの息子も大した日本語を話していないかもしれないす。

 

実際家庭内では、夕食の時は絶対英語、その他は日本語です。

私もネイティブじゃないので、最近は疲れているとサボってしまい日本語で話すこともしばしば。

統一できていないのは、お恥ずかしい話です。

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でも、私がサボっていても、独り言は英語なんです。

ずっと英語でペラペラ話している。。。

そこに時々、間が空き、言葉に詰まったり、どう話すか考えている様子になると、私が一言英語で、こう言いたいの?と提案しています。

そのため、昔以上に苦労する必要がなくなったなぁと思っています。

ほっとけば、英語で話してくれるからです笑

どうやってこの状況になったか、私なりに分析した理由を書いてみますね。

 

■小さい頃から、興味を持ったものはあえて英語で教えた

好きなものと出会えば、嫌いなものよりも吸収力は何倍もありますよね。

それをヒントに、好きなものに関しては、英語で教えました。

 

例えば、男の子だと電車とかが好きですよね。

もちろん、簡単な ”The train is coming!” などは話しかけていました。

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息子は電車が好きだなと思ったけれど、あえて「しんかんせん」について教えなかったんです。

はじめに教えたのは、”Overground” と ”Tube/Underground” の差異でした。

”When it gets dark, you might think train goes into the tunnel.

But this train doesn’t go into the tunnel.

Do you know where it goes?

It goes into underground.

When you ride on the underground, you are going to go downstairs…”

などなどと、子供が喜びそうな知識を教えました。

 

そのことを教えた後に、おばあちゃんから「しんかんせん」の本を頂いたり、お友達のお家で「しんかんせん」が走っていても、自分が知っている知識を言葉で披露する方が楽しかったようです。

子供って「しんかんせん」の種類を覚えるのが楽しいと聞いていたので、ちょっと教えてみたんです。

なので「しんかんせん」について知ってはいるものの、自分が知っている知識を説明する方が好きなようでした。

 

あれ、「しんかんせん」の種類を覚えるのが嫌いなのかな?と思っていると、次は海の生き物 ”Sea Creature” にハマったんです。

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ハマったと思った瞬間、今度は海の生き物について与えるものを、全部英語にしました。

すると、魚の種類なども全部英語で覚えて、私がついていけないぐらい知っています笑

もちろん、英語の方が日本語よりも情報はたくさんあるので、魚についての動画も英語、絵本も英語で与えました。

好きなものは英語で教えることが、今の独り言が英語に繋がっていると思います。

 

実はこれ、結果論ではなく、初めから「興味をもったものは英語」と決めていたんです。

それは、私自身が幼稚園の頃から英語を学んでいたけれど、結果英語が嫌いだったという経験があるからでした。

英文化に何も興味がないのに、英語を話す気にならなかったから。

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だから、私は絶対に子供には「好きなものを英語の入り口」にすると決めていました。

「好きこそものの上手なれ」ということわざを信じたわけです。

これに加え、以前お話したBook Trustの方が、「世界観を大切に」とおっしゃっていたことを守り、英語で学んだものは、入手困難であっても英語の本を与えています。

 

❐ Book Trustって。。。?

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【特集】イギリスの”Book Trust”から伝授!  バイリンガル家庭の本の読み方イギリスには、”Book Trust”という本を読むことをサポートする団体があります。私がこの団体を知ったきっかけは、彼らの活動の一つである”Book St...

 

なぜ入手困難でも頑張って英語の本を渡すのか。。。

その理由は、電車や海の生き物は、彼の世界の中で「電車」ではなく ”train”、「海の生き物」は ”sea creature” だからです。

せっかく世界観が英語でできているのであれば、統一してあげたいなぁと思っていました。

好きなものを英語で教えたから、好きなことを話す彼の独り言も英語なんです。

好きなものと英語がリンクした結果、親が日本語で話していても、自分の頭の中は英語なのかなぁと思いました。

 

■じゃあ保育園では、家庭では、日本語話せるの?

もちろん、日本語も話せます!

ただ日本語については、正直ドキドキするんです。

日本語が出てくると、英語が消えたんじゃないか?と心配になるんですよね。。。

でも、そうでもないようで、お母さんに何かして欲しい時は、日本語で言ってくることも多いです。

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私が忙しくて、あまり答えてくれない時は、英語でもわざわざ言ってきます。

日本語と英語両方を使ってでも、相手に動いて欲しいんですね。

必死さが伝わります笑

 

最初は、保育園は心配しました。

英語ばかり話すんじゃないか?と思ったからです。

すると、先生にはきちんと日本語で話しているようで、何も不自由はないようです。

先生にも聞くと、「日本語で話しますよー。」と言われました。

そう回答がくると、英語も話せるんですよーってわざわざ保育園の先生に話したみたいで、少し恥ずかしいですよね。

 

■イングリッシュスピーカーとしての自覚

そうはいっても母親といる時は、やはり英語が多いんです。

母親は英語を理解してくれるから、心地よいのでしょうか?

バイリンガル育児をしている母親としては、とても嬉しいことなんですが、私ももっと頑張らなきゃってちょっと焦ります笑

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でも近所のお友達と遊ばせる時に、英語で話してくると、近所のお友達が嫌な気持ちになるかもしれないと思うようになりました。

 

そのため、一度息子に説明したことがありました。

「ここは日本だから、外にいる時は日本語を話そうね。」と言いました。

なんだか、私がやっていることが息子にとって矛盾もあるんじゃないかと、それを伝えるのは少し辛かったです。

でも返ってきた回答は、“OK.  It’s like my friends do.”(わかった、お友達と同じ言葉だね。)

 

その回答を聞いて、お友達は自分が話している言葉と、別の言葉を話している、と自覚しているんだと気付かされました。

ということは、自分はイングリッシュスピーカーと思っているんだ、とも思いました。

 

息子のことは、息子しかわかりません。

でも彼の頭の中は、英語だと、私は思っています。

なぜなら、楽しいことをしている時、遊んでいる時の独り言は、いつも英語だからです。

自分の好きな世界、それは英語でしか知らない世界なのかもしれませんね。

■おわりに

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とはいっても、これから(恐らくずっと)日本で生活するので、独り言もそのうち日本語に変わるかもしれないです。。。

小学校に上がると日本語を勉強するわけだし、親と話すよりも圧倒的にお友達と話したいと思う時期が来ます。

 

なので、今の間だけでも、英語で話して自分が話していたということを、脳内に少しでも記憶してくれていたらと思っています。

今、親ができることは、息子が興味を持ったことを英語で与えること。

毎日、それを試行錯誤しながら、頑張っています。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます!

 

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