今回ご紹介する絵本は “Hungry Hen“ です。
あとにも書きますが、同じ単語が繰り返し使われるところがすごく良いと思います。
絵もコミカルで好きだったので、思い切って買ってみました。
❐とある小学校では、この絵本を用いてStory Mapを作ったようです。
Story Mapについてはまた別の機会にご紹介しますね。
In Year Two, we made a story map to help us retell the story of Hungry Hen. pic.twitter.com/9fEI4REBKz
— Mersey Vale Primary (@MerseyVale) September 22, 2015
Hungry Hen
■著者 Richard Waring / 画 Caroline Jayne Church
■対象年齢 2歳~3歳
■概要
ニワトリとキツネが主人公のストーリー。
ニワトリは毎日よく食べ、どんどん大きく成長していきます。
一方で、丘の上には一匹のキツネが、ニワトリをいつ食べようかと毎日悩んでいるところ。
キツネはとうとう我慢ができなくなって、ニワトリを食べに丘を駆けて下るのですが。。。
最後のひとひねりが面白い、子供も大人も楽しめる一冊。
■そんなことあるの?というオチに子供も驚きの顔
この本を読んでて面白かったのが、終わりのページで見せた子供の表情です。
「さぁ、どうなったんだろうね?」という問いかけをして、子供に答えさせたあとに、終わりのページを読みました。
思った通りにならなかったという驚き(混乱?)で、唖然としていたのを今でも覚えています。
そして2回目にこの本を読もうとした時、”I think hen is going to eat fox.” と言ってきました。自分はこの結末を知っているとどうしても伝えたかったようです。
英語をずっと教え続けていても、あまり意味がないのかなと思ったことはありましたが、きちんと学んでいるんだなぁと実感した瞬間でした。
■この本から息子が学んだ英語フレーズ
He waited and waited and waited…
彼は待って、待って、そしてさらに待った。
このフレーズと一緒に、本の中に書いてある
“He ran faster and faster.” や
“She grew bigger and bigger.”
などの比較級も身に付けることができると思います。
この本を読んでから、息子は同じ内容を繰り返し言うことが気に入ったようです。
また、繰り返す際の話し方(アクセント)で、例えば “faster and faster” の “and” を小さめに言うことを覚えました。
子供は同じことを何度も繰り返し言う、とよく聞きますが、息子の場合この本を読んでからさらに拍車がかかったようです笑
ぜひ読んでみてくださいね!
もし絵本を読む時に、「こう英語で説明してあげたい、話してあげたい。だけど英語が心配。」という方がいらっしゃいましたら、コメント 欄に残して頂ければと思います。
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