皆さんこんにちは!いつも読んでいただきありがとうございます。
前回の「【諦めたくない!】大人の英語力UP↑ (1)英語への考え方」では、母親が英語が話せなくても、赤ちゃんと一緒に学べば英語は話せるようになる、というお話をしました。

(1)英語に対する考え方
今回は、英語を学ぶ時に決めた3つの心構えについてお話したいと思います。
【諦めたくない!】大人の英語力UP↑
(2)学習における3つの心構え
1. スピーキングに重点を置くこと
私はバイリンガル育児で気にしないでおこうと思っているのが、子供が英検を何歳で受けるといった目標や、母親がTOEIC何点だ、といったことです。
子供に関しては、英検のために英語を勉強はさせたくないと思っています。
もちろん英検を受けてることは、経験上すごく大切だと思います。
また、合格することによって、子供や親の自信につなげることは大事ですよね。
でも理想としては、勉強しなくても普段の生活で英語を使っていて、かつ試験に受かったという状況にしたいんです。
母親自身も同じで、TOEICが何点だから英語を子供に教えられる、といったことは考えないことにしています。
なぜなら、私達が日本語を学んでいく中で日本語検定を受けていないのと同じで、そのために勉強するという感覚を小さい子供に感じて欲しくない、ネイティブと同じ感覚でいて欲しいからです。
バイリンガル育児に母親が必要なのは、TOEICの点数でも英単語の量でもありません。
英語を話せることが一番重要だと考えています。
そのため、赤ちゃんが言語を学ぶのと同じように、私も耳で聞いて、それを口で発するスピーキングに重点を置きました。
文法、英単語などを机に向かって勉強することはオススメしません。
私自身、子供が生まれてから寝かしつけの時に、iPad で英単語のアプリを毎日見て、覚えていたことがありました。
私の性格もありますが、結果は三日坊主でしたけど笑
よく、英単語を知っていると、いざという時にその単語が使えると聞いたことがあります。
それは事実だと思いますし、単語量を多く知っていて確かに損はありませんよね。
でもそれを英単語集で覚えることはオススメしません。
また、私の脳みそはそんなに柔らかくなく、結局「こう言いたい」と思った時に、調べた方が覚えるし、使い方もわかるから、その場その場の対応で良いと感じました。
いわゆるサバイバル英語というやつですね。
もし単語の量を覚えるなら、後に記載する文章まるごとで覚えることをオススメします。
その都度その都度、学んだことを言葉に発する。
何度も何度も繰り返し話すことが重要だと思います。
2. 子供の絵本や歌から英語を盗むこと
ここからは、リスニングとリーディングのお話です。
母親が話す英語をどこから入手して、子供に話しかけるのか?
それは、子供のアニメ、歌、絵本です。
特別に何か子供と違うことを学ぼうとすると、大変ですよね。
なので、子供が見ているものや聞いているものを、子供以上に熱心に取り組んでください。
アニメは、聞き取れることを重視すること。
歌は、もちろん暗唱して歌えること。
絵本は、スラスラ読めるように何度も声に出すこと。
自分が話す英語は、必ず文章で覚えることをオススメします。
先ほど、文法や英単語を机に向かって勉強するのはオススメしないと言いました。
それは、文章の中に、文法や英単語も含まれているので、まとめて覚えた方が使い方も覚えるし、簡単なんです。
確かに「第一章 現在形」というように順番に覚えるほうが、達成感はあると思います。
でもそれではいつまでも、頭のなかで日本語から英語への切り替えが必要になり、生活シーンで場面ごとに適切な英語が出てこないです。
また、自分が話したいことがわからなかった時、辞書で調べますよね。
でも、その辞書に記載されている英語が、例え正しい使い方だとしても、ネイティブが話すような生きた英語かどうかはわからないんです。
例えば、
「娘は、私のやっていることを真似したい。お母さんごっこをしたいみたい。」
と言いたい時、「真似をする」という言葉を辞書で調べます。
するとこんな風に結果が出てくるんですね。
まねをする
imitate
copy
follow somebody’s example
take somebody [something] as one’s [a] model
follow suit
(猿が)人のまねをする
mimic man
気の狂った振りをする
pretend to be mad.
これまで日本人はまねがうまいといわれてきた.
It has been said that the Japanese are good at imitating.
引用 http://ejje.weblio.jp/content/%E7%9C%9F%E4%BC%BC
これだと、まずどの単語を使えばいいかわからない。
どれがどの場面に適した言葉なのかもわからない。
昔の私であれば、多分
“She wants to imitate my behavior.”
“She wants to be like mommy.”
と言っていたと思います。
今の私であれば、
“She is trying to copy what I am doing.”
“She acts like mommy. She likes to pretend to be like mommy.”
と言うでしょう。
真似をする、ふりをする、ごっこ遊びは、”pretend” という単語を使うんだ、とペッパピッグを見て学びました。

Peppa Pig(ペッパピッグ)のススメ
特にアニメはですが、生の英語がたくさん含まれています。
聞き取りが難しくても、意識して聞いてみてください。
辞書で調べた英語よりも、結果使える英語が身につくと思います。
このような経験もあって、少しずつ記事にアップしているのが、英語フレーズです。
これらの記事を読みながら、声に出して暗唱してみても良いかもしれません!
きっと、「お、意外と簡単かも?」と思えるはずです。

「マジで起きろ!」はなんて言う?

「おかわり!」ってなんて言う?
3. すぐに辞書を引く行為をやめること
先程も書きましたが、よく日本語でこう言いたいんだけれど、どう言うの?と言う時、すぐに辞書を調べたりしていませんか?
私もすぐに辞書で調べて、日本語で言いたいことをまるっきり英語に訳したい性格です。
でもそれをしていると、無理矢理な文章を話してしまう結果になったりするんです。
例えば、「息子はだんだん泣くのが減ってきた。」と言いたいとしましょう。
辞書を活用して、日本語から英語にすると、昔の私であれば、
“My son is crying gradually decreasing now.”
お恥ずかしいですが、辞書で調べた単語をつなぎあわせて、英語を学んでいました。
でも、「日本語でこういうけど、英語ではなんていうの?」を避けるように意識したんです。
なぜなら、ノンネイティブの外国人の英語を聞いていると、本当に簡単な英語を使って話していることに気づいたんです。
それでも充分通じているし、ちゃんとした会話にもなっている。
ネイティブのようにたくさんの単語を使う必要はない、と思うようになりました。
もう日本語の構成を無視していいと思うんです。
要は、自分が英語で何を伝えたいか?が大事なんですよね。
そうなると、例えば先ほどの文章である、「息子はだんだん泣くのが減ってきた。」であれば
“He started to cry less these days.”
“He used to cry a lot before, but it is getting better now.”
といった具合に言えるようになります。
辞書を引かずに言いたいことを伝えるということは、子供たちが言葉を話す作業と似ています。
世界中どこでもそうだと思いますが、子供は生活の中で言語を身につけます。
なるべくそれと同じように、知っている単語を組み合わせて英語を話した方が、結果自然な英語を話せるようになります。
そのため、スピーキングに力を入れることと、自然な英語をアニメや絵本から取り入れることを心掛けてみてください。
いかがでしたか?
次回は、「(3)実践的な上達法 5選」を記載します!

(3)実践的な上達法 5選
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