サルにも朝型夜型がある!?
【英語絵本】Night Monkey Day Monkey

絵本
Night Monkey Day Monkey

皆さんこんにちは!いつも読んで頂きありがとうございます。

サル年にちなんだ、おサルさん関係の絵本ご紹介、第2弾です!

 

今回は “Night Monkey Day Monkey” という、朝型と夜型のおサルさん2匹が主人公のお話です。

 

Night Monkey Day Monkey

著者 Julia Donaldson / 画 Lucy Richards

対象年齢 2歳~3歳

 

■概要

人間には朝型の人と夜型の人ってあると思いますが、この物語は朝型・夜型のサルがいる、という設定でお話が進んでいきます。

朝型サルは夜の世界を知らないし、逆に夜型サルは朝の世界を知らない。

なので、お話の中では交互にお互いの世界を見せ合っていきます。

おサルさんもそうですが、人にも色々な種類がいて、それぞれの価値観や世界で生きている、ということも学べる素敵な絵本です。

 

■日中と夜中の、違う世界が知れる

朝と夜の世界を見ていく中で、お互い知らないものがたくさん出てきます。

例えば朝型サルはコウモリや月の存在、また夜型サルはチョウチョや影の存在を、初めて見ることになるんですね。

絵本を一緒に読みながら、なぜ朝はこの動物や出来事が起こって、夜には起きないのかな?といった質問をしながら読み進めていくと楽しいかもしれません。

 

実際2歳の息子は、朝になると太陽が登って明るくなり、夜になると暗くなる、ということに興味を持っています。

この絵本を読んでからも、

“The sun came out and it’s very light!” 「太陽が出てきて明るいよ!」

“Sun went down already.” 「もう太陽が沈んじゃったね。」

“It’s dark already mommy. All the animals went to sleep.” 「もう暗いねお母さん。動物さん全部寝ちゃってるよ。」

といったフレーズを使っていました。

自分に身近な出来事が起こる絵本なので、とても楽しんで読んでいましたよ。

 

■イギリスの小学校でも読まれている一冊

CDも付属で付いているので、リスニングの練習にも使えますね。

 

自分が知らない物を見て学んで、世界が広がることはとても楽しいんだ!っていうことも教えられる一冊だと思います。

 

■この絵本を読んでから、息子が言っていたフレーズ

“Just like in Night Monkey Day Monkey.”

「”Night Monkey Day Monkey” みたいだね。」

 

本の途中で朝型サルが夜に月を見て、

“There is a banana! How does it manage to fly?”

「バナナだよ!どうやって飛んで行ったんだろう?」

“Don’t be daft, that banana’s the moon in the sky.”

「何言ってるんだい、あのバナナは空にあるお月様だよ。」

というシーンがあります。

nightmonkeydaymonkey01

最初、この絵本を読んだ後に月を見た時は、

“…banana?”

と言っていたので、

“It isn’t a banana, it’s the moon.”

と教えたんです。

 

そしたら次からは月を見て、

“It’s a moon! Just like ‘Night Monkey Day Monkey’.”

と言っていました。

 

絵本を繰り返し読むことによって、そのシーンが頭の中にしっかり焼き付いているんだなぁ、と思った瞬間でした。

 

❐単語やフレーズを繰り返す本、と言えばこちら!

古くから伝わるお話
【英語絵本】The Gingerbread Man
おばあさんがお茶の時間に食べようと焼いたジンジャーブレッドマン。できあがった途端に、オーブンから逃げ出してしまいます。様々な動物から追っかけられても逃げまわるのですが、行き先には川が。。。さぁどうするジンジャーブレッドマン!?
イギリスの子供はみんな知っている!
【英語絵本】We’re Going on a Bear Hunt
お父さんと三人の子供が熊狩り(ベアーハント)に行くお話。 少し困難に思える場所やお天気が悪くても、「僕達は怖くないよ、熊狩りに行こう!」と、何度も言葉で繰り返すポエム風の本です。
キツネ VS ニワトリの面白い展開!
【英語絵本】Hungry Hen
ニワトリとキツネが主人公のお話。ニワトリは毎日よく食べ、どんどん大きく成長していきます。一方で、丘の上には一匹のキツネが、ニワトリをいつ食べようかと毎日悩んでいるところ。キツネはとうとう我慢ができなくなって、ニワトリを食べに丘を駆けて下るのですが。。。最後のひとひねりが面白い、子供も大人も楽しめる一冊。

 

ぜひ読んでみてくださいね!

もし絵本を読む時に、「こう英語で説明してあげたい、話してあげたいんだけど、英語がよくわからない!」という方がいらっしゃいましたら、一番下のコメント欄に残して頂ければと思います。

良いアイデアをシェアして頂き、一緒に考えながら頑張りたいので、よろしくお願いします。

 

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