目次
こんにちは!
私はそうだったんですが、英語の読み聞かせを試してみたけれど、やっぱりスムーズに読めない、発音に自信がない、という方もいらっしゃると思います。
そういう方は、YouTube でネイティブスピーカーの読み聞かせを子供に見せてみると良いですよ!
今回は、日本でも比較的に有名で、日本語にも訳されている英語絵本を選びました。
そのため、一度日本語で読んでいるとお話が頭に入っているので、理解しやすいと思います。
非常に簡単ですが、冒頭には YouTube で見る時のポイントを3つ挙げていますので、参考にしてみてください。
ポイント1. 何度も聞くこと
例えお子さんが集中しないなぁと思っても、何度も見せてあげてくださいね。
映像だと、情報が多すぎて何を頭に取り込めば良いのか混乱する場合もあるそうです。
映像を見せた後に絵本を読む、と言った具合に交互に使ってもいいかもしれません。
ポイント2. 聞かせたいアクセントを選ぶこと
同じ人のばかり読んでいると、その人の話し方やアクセントだけの耳慣れになってしまうため、様々なアクセントを聞かせた方がお子さんの刺激にもなって良いと思います。
とは言え、残念ながら今回はイギリス人とアメリカ人のだけしか見つかりませんでした笑
なので、他のアクセント(オーストラリアやインド訛りなど。。。)で見たい方は、ぜひ検索してみてくださいね。
ポイント3. 子供に声がけすること
お話を読みながら、できたらなるべく声がけもしてあげてくださいね。
シーン別に使えそうな声がけも掲載しましたので、参考にしてみてください!
英語の読み聞かせを YouTube でやってみよう!
日本でも有名な絵本編
1. The Three Little Pig
概要:日本でも有名な3匹のコブタですね。3匹のコブタがそれぞれ別の材料で家を建てるのですが、そこへやってきたのは怖いオオカミ。コブタを食べようと家を次々と吹き飛ばしていきます。最後にやってきた3匹めのコブタの家はレンガでできていたため、なかなか吹きとばせません。考えたオオカミは、別の方法で家へ入ろうとするのですが、果たしてうまくいくのでしょうか?
アクセント:イギリス人発音
声がけ:
■オオカミがおうちを飛ばそうとするシーン
“What did a little pig say?” 「コブタは何て言った?」
“Not by the hair on my chinny chin chin!” 「絶対入れてあげないよ!」
※このセリフは3回出てくるので、お子さんと一緒に声に出して言ってみてもいいですよね。
“What do you think is going to happen to a house?” 「お家はどうなってしまうと思う?」
■それぞれのコブタがお家を作っているシーン
“What is the house made out of?” 「お家は何でできている?」
“Do you think this is strong enough?” 「お家は頑丈だと思う?」
■オオカミの足跡を見つけるシーン
“Who’s foot print is that?” 「誰のあしあとだろうね?」
“Are little pigs seemed happy or scared?” 「コブタさんたちは喜んでる?それとも怖がってる?」
■オオカミがレンガのお家を飛ばせなかったシーン
“How does wolf look like, is he happy or is he tired or is he sad?” 「オオカミさんどう?喜んでるか、疲れてるか、悲しんでるかな?」
“What do you think he’ll do next?” 「オオカミさん次はどうすると思う?」
2. Harry the Dirty Dog
概要:日本では「どろんこハリー」ですね。お風呂嫌いなハリーは、ある日体を洗うブラシを隠した後、遊びに出かけます。色々なところでどろんこになって家へ帰ってきたハリー。あまりにも汚れてしまったので、家族は誰ひとりとして彼をハリーだと信じてくれません。どうやったら自分がハリーだともう一度思い出してもらえるか、ハリーは悩みます。考えた結果とった行動は。。。?
アクセント:アメリカ人発音
声がけ:
■一番最初のハリー紹介のシーン
“How does Harry looks like? A white dog with black spots, yes?” 「ハリーはどんな犬?黒ぶちがある白い犬だよね。」
■お風呂から
“What did Harry took away from the bath?” 「お風呂からハリーは何を持ちだしたの?」
“Now what is he doing to that scrubbing brush?” 「今度はタワシをどうしてる?」
■炭のトラックで遊ぶシーン
“He played with all of his friends and what happened to him? He has got dirty didn’t he?” 「ハリーは友達と遊んだりして、どうなった?汚くなったんだよね。」
“Now how does Harry look like? Is he a white dog with black spots? Or he is more like a black dog with white spots?” 「さぁハリーはどんな犬になったかな?黒ぶちがある白い犬か、白ぶちがある黒い犬か?」
■お庭に戻るシーン
“Does a family recognize Harry?” 「家族のみんなは、ハリーだって気づいている?」
“What is he doing to let his family know that he is Harry? He is dancing and singing!” 「自分がハリーだって知らせるために、ハリーは何をしている?彼は踊ったり歌ったりしてるんだね!」
3. The Very Hungry Caterpillar
概要:日本では「はらぺこあおむし」で知られていますよね。お腹がすいているあおむしさんは、色々な食べ物を食べるのですが、なかなかお腹いっぱいになりません。様々な食事をしたため、小さなあおむしさんはまるまる太ります。まゆの中に閉じこもったあおむしさんは、最後には何へと変身するのでしょうか?
アクセント:アメリカ人発音
声がけ:
■あおむしさんが食べ物を食べていくシーン
“How many apples do you see?” 「りんごはいくつある?」
“How many pears do you see?” 「ナシはいくつある?」
“Has he had enough or was he still hungry?” 「お腹いっぱいになった?それともまだお腹すいてたかな?」
■土曜日に色々な食べ物を食べたシーン
“He ate all of these foods! Is he feeling good or not feeling well now?” 「あおむしさん全部食べたんだって!そしたら元気になった?それともあんまり気分が良くない?」
“Is he still a little or is he big now? Let’s see if we can compare the size from the first page.” 「まだあおむしさんは小さい、それとも大きくなった?最初のページと大きさ比べてみようか。」
4. Dear Zoo
概要:主人公はある日動物園に、「何か動物を送って下さい!」と手紙を書いてみました。次々に送られてくる動物たちですが、ライオンは怖かったり、ゾウは大きすぎたり。あまりお気に入りができないので、動物園に送り返していきます。そして最後に送られてきた動物は。。。?色々な動物の鳴き声や形容詞が学べる一冊。
アクセント:イギリス人発音
声がけ:
■全体を通して
“How does — make noise? / How does — go?” 「— はどうやって鳴く?」
※— には動物の名前が入ります。例えば犬であれば、”How does lion make noise? / How does lion go?” となります)
“Which animal goes ‘Roar!’?” 「ガオー!っていう動物は何かな?」
ご参考までに、英語で動物の鳴き声を表した一覧はこちらです。(かなり違和感ありますが、カッコ内には日本語で読み方を書きました。)
ゾウ: baraaag(ばらー。最後の g は飲み込む感じで発音しない。)
ライオン: roar(ろー。)
ヘビ: ssss(すー。歯を噛みあわせて、歯の隙間から息を出す音)
カエル:イギリスでは croak(くろーく。)、アメリカでは ribbit(りびっ。最後の t は発音しない。)
ニワトリ:cluck cluck(くらっくらっ。最後の ck は飲み込んで発音しないことが多い。)
犬:woof woof(うーふうーふ。)
アヒル:quack quack(くわっくわっ。これは日本語とほぼ一緒ですね。)
馬:neigh(ねー。最初ヒヒーンじゃなくてびっくりしました。。。)
ブタ:oink(おいんく。)
ヒツジ:baa(ばー。メーじゃないんだ。。。って思いますよね笑)
5. Rainbow Fish
概要:とある海が舞台で、虹色のキラキラしたウロコを持つ魚が主人公のお話。自分は特別で、誰にもこのウロコは渡さない!と少しいじわるな魚ですが、そんなことをしていたら友達がいなくなってしまいました。どうしたら皆とまた一緒に遊べるか悩んだ虹色の魚は、海に住む生き物にアドバイスを求めます。自己中心的な考えだけではなく、周囲とシェアすることも大事、ということが学べる一冊。
アクセント:アメリカ人発音
声がけ:
■Rainbow Fish のウロコをシェアしない、と言ったシーン
“He isn’t sharing what he has does he?” 「Rainbow Fish はシェアしなかったんだね?」
“That’s why all other fish wouldn’t want to play or talk to him anymore.” 「だから他のお魚さんは彼と遊びたくないし、話もしたくなーいってなったんだね。」
“Get away from me, he said…is that a nice thing to say to your friends?” 「どっか行け!って、友達とかに言ってもいいことかな?」
■みんなとウロコをシェアするシーン
“So is Rainbow Fish sharing his glitter scales to everyone?” 「Rainbow Fish は彼のキラキラしたウロコをみんなとシェアしてるかな?」
“He is happy even if he has only one glitter scale, because he has his friends to play with!” 「彼はもう一個しかキラキラしたウロコがないけど、お友達と遊べるから喜んでるよね!」
おわりに
いかがでしたか?
普段から絵本を読むことは、子どもとのコミュニケーションの時間としても、すごく大事ですよね。
読み聞かせに加えて、色々と質問してみたり、お子さんとの会話を楽しみながら読んでみてください!
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