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こんにちは!
以前の記事で、小学校に上がる前の5、6歳にもなると、nursery songs への興味がなくなる場合が多いとご紹介しました。
実際、私の息子も3歳ですが、nursery songs は1歳の妹に歌ってあげている感覚で歌っています。
そこで今はもう少し早くてリズミカルなものを歌いがります。
例えば、”Thomas and his friends(きかんしゃトーマス)” や ”Bob the Builder(ボブとはたらくブーブーズ)” の主題歌です。
息子が歌っているのを聞いているうちに、英語の文章をとても吸収していることに気付きました。
英語を単語一つ一つを覚えるのも大事ですが、話せるようになるには文章で学ぶことが何よりも重要です。
そんな英語の歌ですが、今回は ”Thomas and his friends(きかんしゃトーマス)” を覚えるメリットと、どう英語を区切ってリズムを取るかについて簡単にご説明しますね。
ぜひ参考にしてみてください。
1つの歌で色々吸収できる!トーマス英語主題歌
Thomas and His Friendsを歌おう!
恥ずかしくても、間違っていてもいい
親が努力する姿は子供を刺激する!
私自身、5年前は全く英語が話せなかった人です。
そのため、”Thomas and his friends(きかんしゃトーマス)” の主題歌であっても、歌えるようになるまで時間がかかりました。
なぜ練習して、自分が覚えようと思ったか。
それは、息子がある時 ”Thomas and his friends(きかんしゃトーマス)” のエンディングテーマを、歌詞なしで口ずさむようになったからです。
そこで、「これは歌詞つきで歌いたいんだな。」と感じ、まずは親である私が練習することにしました。
親が英語を得意としない・できないことを隠す必要はありません。
歌を流しながら、わからないところでは何度も止めて、練習する姿を見せるようにしました。あえて見せたというよりは、練習する時子供が一緒にいた、という方が正しいですね。
すると、一緒に歌えとも強制していない息子が、2週間後には私よりも流暢に歌えるようになりました。
私は練習中、「この文字は言っているか言ってないかわからないぐらいの発音で言おう。」「うん?今のなんて言ってたっけ?」なんて苦戦していましたが。。。子供の吸収力は凄いですね。若いってうらやましいです笑
親が練習する姿を見せることは、その世界に入るきっかけを与えるにすぎません。
親が「あーしろこーしろ。」「もう一回練習してみて。」と言うよりも、きっかけを与えてみる、それに興味を持つのを待つ、あるいは興味を持ったところにすかさず与えてみる、といった気づきや少しの努力は大事だなとつくづく思います。
まずは、子供に聞かせてあげて興味を持ったら、一緒に練習してみてはいかがでしょうか?
何が吸収できる? ”Thomas and his friends(きかんしゃトーマス)” のポイントをご紹介
本来であれば、子供は「この歌を覚えると何が良いのか?」なんて気にせずに、興味があったら取り組みますよね。
でも私は欲張りなので、「この歌が歌えるようになるメリットは?」といった事をついつい考えてしまいます。
それでは、私が感じたメリットを参考に、”Thomas and his friends”を歌ってみてください!
1. 覚えた数字や色を遊びに活用しよう!
”Thomas and his friends(きかんしゃトーマス)” の主題歌を覚えると、数字や色を自然に言えるようになります。
もちろん他の歌にも、数字や色を含んだ曲はたくさんあります。しかし、この曲の特徴が偶数の数字を言っているところです。
数字が言えるようになったら、偶数、奇数も理解できるといいですよね。
またThomas の良い所が、色んな色のエンジン(電車)がいて、それぞれに名前と色がついているところです。
Thomas を見ていない家庭でも、例えば絵本を買って、一緒に指を指して “This is red, so it must be James.”「これは赤いから、ジェームスだよね。」という具合に説明してあげると良いですよ。
2. 誰かについて説明できるようになろう!
”Thomas and his friends(きかんしゃトーマス)” の主題歌は、それぞれのエンジン(電車)の個性や仕事が紹介されています。
歌詞の中で、それぞれのエンジン(電車)が、どういう性格をしているか、彼らの仕事(ロール)を細かく説明しています。
例えば、代表的な Thomas であれば ”he’s the cheeky one.”「彼はいたずらっこ」といった具合です。
もし、皆さんが電車のおもちゃで Thomas や James などのおもちゃを持っているのであれば、質問をしてみてもいいですね。電車を見せて「これは誰?」だけではなく、例えば次の例文のように「彼はどういう人?」といった質問をするといいかもしれません。
”Who is he/she/this?” “What is his/her name?”
「これは誰?」
“What is his role?” “What does he do?”
「彼は何をしている?」
“What is he like?“
(”What kinds of person is he?” より自然なので、こう聞きましょう。)
「彼はどんな人?」
”Thomas and his friends(きかんしゃトーマス)” の人物紹介は、人や物を紹介できるようになる第一歩です。
これが言えるようになると、Thomas の紹介をピックアップしてきて、”I am cheeky.” と自分のことを言ったり、Edwardから ”I always help and share.” と言ってきたりします。
そこから、あなたはこういう子だよ、あなたはこういうことができるよ、とそれぞれの子供に対して付け加えてあげるといいかもしれませんね。
これが歌詞の人物紹介です。後ほど日本語訳も載せていますので、参考にしてください。
Thomas he’s the cheeky one.
James is vain but lots of fun.
Percy pulls the mail on time.
Gordon thunders down the line.
Emily really knows her stuff.
Henry toots and huffs and puffs.
Edward wants to help and share.
Toby well let’s say, he’s square!
3. 車や電車などの乗り物に乗っている時に歌詞を言ってあげよう!
”Thomas and his friends(きかんしゃトーマス)” の主題歌は乗り物に乗っている道中の描写があります。
この歌を口ずさめるようになったら、車や電車などに乗っている時に、きちんとその描写と言葉を合致させてあげましょう。歌の歌詞で出てくる描写には、
カーブを曲がる時は、”round the bends.”
坂を下る時は、”down the hill.”
などがあります。
このように声がけをしてあげるだけで、毎日少し黙ってって思うほど、車で子供が見ている情景を話してくれるようになりますよ。
4. 英語の独特なリズムや強弱を学ぼう!
以前の記事で発音も大切ですが、イントネーション(抑揚や強弱)も非常に重要とお話しました。
”Thomas and his friends(きかんしゃトーマス)”の主題歌は nursery songs よりも、リズミカルかつ韻を踏んでいるのが特徴です。
そして独特なリズムは言葉で説明するというより、身体で覚えることが1番だと思います。
大人はどうしても、「どうすればいいか?どう歌えばいいか?」といった具合に、リズムやテンポを頭で考えてしまいますよね。
しかし、子供には説明よりも実践あるのみで、それでも吸収できるのが子供の素晴らしい能力です。そこまで説明しなくても、身体で覚えるので、細かく教える必要がありません。
まずは歌うきっかけを作ってあげてみてくださいね!
歌の英文+日本語訳とリズム
”Thomas and his friends(きかんしゃトーマス)” の主題歌の日本語訳と、リズムを載せてみました。お母さんやお父さんが練習する時の参考にしてみてください。私自身が練習していて思ったのが、太字の部分を少し強調すると歌いやすい、という点です。
(子供には説明する必要はありませんよ!)
ちなみに日本語訳は非常に面白みのない訳になっていますが、あくまでも意味を知るという目的で行っているのでご了承ください笑
They‘retwo,they‘re four,they‘resix,they‘reeight,「彼らは2台、4台、6台、8台ある、」
shunting trucks and hauling freight.「線路を変えて荷物を運ぶ。」
☆“and”ははねるように
Redandgreenandbrown andblue,「赤、緑、茶、青、」
they’re theReallyUseful Crew.「とても頑張ってるクルーです。」
All with different roles to play,「それぞれが違う役割があって、」
☆”with”ははねるように
☆diffe/rentで切って発音すると言いやすい
roundTidmothSheds orfar away.「ティドマス車庫(物語に出てくる車庫です)や遠くに出かける。」
☆round/Tid/moth/Shedsで切って発音すると言いやすい
Down the hills and round the bends,「丘を下って、カーブをまがる。」
Thomas and his friends.「トーマスと仲間たち。」
Thomas he’s the cheeky one.「トーマス、彼はいたずらっこ。」
James is vain but lots of fun.「ジェームズ、うぬぼれっ子だけど面白い子。」
Percy pulls the mail on time.「パーシーは郵便を時間通りにお届けする。」
Gordon thunders down the line.「ゴードンは線路を突っ走る。」
Emily really knows her stuff.「エミリーは物知りさん。」
Henry toots and huffs and puffs.「ヘンリーはポッポっと音を出す。」
Edward wants to help and share.「エドワードはシェアしたりお助けマン。」
Toby well let’s say, he’s square!「トビーは。。。四角い!」
※最初に戻って繰り返し
おわりに
いかがでしたか?
トーマスの歌一つでも、色々な単語や文章、説明の仕方などが学べますよね。
もちろん、子供はただ歌っているだけでも楽しい!という感覚でしょう。でもその「楽しい」という感覚を大事にしていければ、「あぁ英語を学んでいるんだ。。。」という勉強の意識無しに身に着けていくことができるのではないでしょうか。
何事もそうですが、楽しくないと続かないですよね。(大人の世界になったら、嫌でもやらやなければいけないことがありますが、それはそれで別途教えるとして笑)
皆さんにもこの歌はオススメだよ!といった内容がありましたら、ぜひ教えて下さい!
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❐他にはこんな記事があります
英語の絵本を読む時の、現地人によるアドバイス。私も悩んでいたことが吹っ飛びました!

バイリンガル家庭の本の読み方
子供たちと遊ぶときに、使えるフレーズが見つかるかもしれません!


子どもと英語で遊ぼう!男の子編
“Thomas and his friends(きかんしゃトーマス)” 英語歌詞
They’re two, they’re four, they’re six, they’re eight,
shunting trucks and hauling freight.
Red and green and brown and blue,
they’re the Really Useful Crew.
All with different roles to play,
round Tidmoth Sheds or far away.
Down the hills and round the bends,
Thomas and his friends.
They’re two, they’re four, they’re six, they’re eight,
shunting trucks and hauling freight.
Red and green and brown and blue,
they’re the Really Useful Crew.
All with different roles to play,
round Tidmoth Sheds or far away.
Down the hills and round the bends,
Thomas and his friends!
コメント
Ellieさんご無沙汰してます。はらぺこです。気づけば1年ぶりくらいのコメントかも!?忘れられてないといいのですが…。相変わらずの情報満載のブログ記事、有難いです。ちょうど今日、いい加減この歌の歌詞を覚えようと思って練習したところです。対訳付き、助かります!ちょっとしばらく訪問できていなかったので(ごめんなさい!)遡ってブログ記事読ませていただきます(^ ^)
はらべこさん、お久しぶりです!もちろん覚えていますよ〜^^
(お返事遅れてスミマセン!)
子育てしていると、時が過ぎるのは本当に早いですよね。。。
トーマスの歌は色だったり数だったり人の性格だったりと、盛り沢山なところが個人的に嬉しいポイントです。
他のアニメの歌も徐々に載せていければと思いますので、また遊びに来てください!