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皆さんこんにちは!いかがお過ごしですか?
近年キラキラネームやDQNネームといったことがニュースで頻出していましたが、皆さんはどうお考えですか?
最近の名前は、キラキラネームではなくても、なんとなく「外国風」「英語」の名前って多いですよね。
日本人やアジア人の名前が、欧米の外国人にとっては読みづらいと言われている中で、名前が多様化されてきたのかなぁとも思っています。
今回は、そんな外国人からも読んでもらえるような、かつ日本人の名前でもありそうな名前を、いくつかピックアップしてみました!(外国人とは言っても、英語圏の外国人、という点ご了承ください。)
ぜひ赤ちゃんに名付けの際、参考にしてみてくださいね。
一応イギリス人の友達から、「これなら読めるよ!」というお墨付きのお名前を紹介するので、ご安心ください笑
*2017年6月22日追記:
最近、Google 検索で「外国風 赤ちゃん 名前」と検索すると1番上、2番目あたりに表示されていた記事の内容が、とても適当なのに少し腹が立ちました。
100件ほどの名前がどさーっと紹介されていましたが。。。そんなに日本人の名前で外国風かつ海外で通用するものがあるわけがないですね。。。
キラキラネームに近くて、現地でそんな名前聞いたこともないし、外国人が発音できないものも多くありました。情報の適当さに残念に思いました。
入念なリサーチや人への直接インタビュー等をしなかったり、適当な情報を羅列しただけのキューレーションサイトなども多い昨今です。
English Culture for Kids の情報は、全て現地で確認したもの、もしくは我が家の子供たちが試して良かったものをご紹介していますので、ご安心ください。
とはいえ、当サイトでも気になった点や不明なところがありましたら、お気軽にメッセージくださいね!これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。
【赤ちゃんの名付けに!】
外国でも通じる日本人の名前 一覧発表!
■海外で通じる名前にしたいなら、少しだけ外国について勉強してみて!
まず、なぜこの記事を書こうと思ったか?について少しだけ触れますね。
外国人と結婚された方々は、あえて日本語の名前をつける方も多いです。
日本人は逆に外国人にも覚えやすい、発音しやすい、読みやすい名前をつけたいと思う方々が多いですよね。
でも、あえて外国風の名前をつけるのであれば、少し英語圏、もしくは多言語圏について勉強することをオススメします。
例えば、もし外国風の名前をつけるなら、外国人に発音ができるかを確認したほうがいいと思いますよ。
また、よく外国風の名前、世界に通じる名前、発音しやすい名前特集などをインターネットで載っていますが、信ぴょう性をきちんと確認する必要があります。
なぜかというと、「イギリスで生まれたから外国風の名前にしたの。」と言って、まったく発音してもらえない名前をつけている日本人夫婦って結構多いんです。
赤ちゃんに名付けた数日後に発音してもらえないという事実を知り、落ち込んでいる日本人に何人かに会ってきました。
日本人なんだし気にしないで名前をつけても、外国人はそれを発音しようと努力してくれるし、それが個性だときちんと理解してくれます。でも、あえて「外国風」の名前をつけるのであれば、気をつけたほうがいいかもしれません。
ちなみにロンドンはたくさんの人種がいて、たくさんの名前があります。
また、例えイギリス人であっても、先祖が例えばウェールズ出身であれば、ウェールズの名前、スコットランド出身であればスコットランドの名前をつける方が多く、世で知られている外国人の名前をつけている人が多いわけではありません。
そのため、あえて日本人風の名前をつけても何も違和感はありませんよ。
海外にも通じる名前をつけるのであれば、英語も妊娠中に準備してみてくださいね。

英語が話せる子にする秘訣3ステップ!
■日本人が知らない名付けの豆知識
❒名前の語尾が、女の子には、「ア」、男の子には「オ」の発声
女の子の名前の語尾には、「ア」の発声で終わります。例えば、”Mia”(ミア)、”Maya”(マヤ)。
男の子の名前の語尾には、「オ」の発声で終わります。例えば、”Mario”(マリオ)、”Antonio”(アントニオ)
これはラテン系の名前に多い話で、イギリスでそういうルールがあるわけではありません。
でもヨーロッパの国ですから、語尾の「ア」や「オ」で性別を判断するイギリス人も多いようです。
そのため、日本人の男の子で「ヒロヤ」「ユウヤ」などの「ヤ」、「タクマ」「ユウマ」などの「マ」が語尾で終わる名前の赤ちゃんは性別を女の子と間違われることが多々あるようです。
大人になったら関係ない話かもしれませんが、名付けの際知っておくといいでしょう。
❒語尾が「ト」だと発音しやすい!は大間違い。。。
男の子の名前に、「ヒロト」「マサト」「ケント」などの語尾が「ト」で終わる名前がありますよね。
日本人で語尾が「ト」だと、”cat” や ”hat” のような ”t” 発音で呼んでくれると思う方がいるようです。
例えば、「ヒロト」であれば「ヒロッツ ”Hirot” 」「マサト」であれば「マサッツ ”Masat”」となりますが、いくら英語発音が綺麗なネイティブであっても無理だそうです。
もし名前の語尾が「ト」で終わるのならば、素直に「ヒロト ”Hiroto”」や「マサト ”Masato”」で伝えた方が良いと思いますよ。
“t” の発音をしてもらうのは、「カイト ”Kaito”」という名前であっても難しいです。
日本語で「凧」という意味の ”Kite” は ”t” 発音できちんと発音できるので、読み方を説明する時に「発音は “Kite” と一緒だよ!」と言えばまず間違えられることはないでしょう。
でも、名前でそのまま ”Kait” ですと言われると、どう発音すればいいのかわからないようです。
ちなみに、「マット ”Matt”」「ケント ”Kent”」は実際にある名前なので、外国人もすぐ発音できます。
語尾が「ト」で終わるからといって、”t” 発音に無理矢理あてはめるよりは、普通に「ト」と呼んでと言ったほうが良いみたいですよ。
❒「リ」が入る名前は要注意!
外国人であっても、「ラリルレロ」サウンドは難しいです。
また、日本人の名前は ”R” なのか ”L” なのかもはっきりしないですよね。
外国人にとっては、”R” なのか ”L” なのかで発声がまったく異なるので、違う名前と捉えられてもおかしくないです。
しかも、外国人はスペルを見て発音しようとするので、例えば最初が「リ」から始まる名前であれば、スペルに「リ」を ”Ri” と書いていたとすると、「リ」ではなく「ライ」と読もうとする方もいます。
私の名前のように「エリ」も ”Eri” ではなく ”Ellie” で「エリー」と伸ばして言ってもらうと呼びやすいようですよ。
■なぜ日本人の名前は、読みづらい場合が多いか?
外国人に自分の名前を読んでもらう時、間違われたり、覚えてもらえなかったりしますよね。
読みづらい、言いにくい名前はわかったけど、じゃぁ読める名前にはどんなのがあるのよ?って気になりますよね。
名前を挙げていく前に、なぜ日本語名は英語圏の人たちにとってなかなか読みづらいか?について少しお話します。
ご存じの方もいると思いますが、英語には Syllables、直訳で音節というのがあります。
これは、a e i o u のような母音を主体とした単語の音のかたまりと思ってください。
。。。と言ってもイメージつきづらいですよね。
例えばですが、”Syllables” という単語は、Sy-lla-bles という3つの音節からできている、といった具合です。
で、この音節がどう日本語の名前と英語の名前に関わってくるんでしょうか?
実は英語の名前ってこの音節が1つとか、多くても2つの人が多いでんす。
例えば、
音節1つ Mark、Jack、Kate
音節2つ Carole、Thomas、Matthew
などなど。
もちろん音節3つで Jennifer や Benjamin などもいますが、これらの名前はあだ名のような感じで略して呼ばれます。(Jennifer だと Jenny とか、Benjamin だったら Ben とか)
■英国人でも読める名前ってどんなの?
それでは皆さんお待ちかね(?)日本語名でもあり、かつイギリス人お墨付きの名前一覧の発表です!
❐女の子
- Emily:「エミリ」を「エミリー」と発音します。
- Emma:「エマ」
- Hanna:「ハナ」
- Anna:「アナ」日本人だと「アンナ」だと思います。
- Sara:「サラ」
- Naomi:「ナオミ」
- Mary:「マリエ」 日本人だと、”Marie”で「マリエ」
- Erika:「エリカ」
- Martha:「マアサ」
- Karen:「カレン」
- Meg:「メグ」
- Maria:「マリア」
- Julia:「ジュリア」
- Rena:「レナ」
- Lisa:「リサ」
- Maya:「マヤ」
- Caren/Karen:「カレン」
- Kay:「ケイ」
❐男の子
- George:「ジョージ」
- Taylor:「タイラー」「テイラー」 英語圏では男性、女性両方の名前に使われます。日本人だと「タイラ」でしょうか。
- Ken:「ケン」 他にも「ケント」もいます。
- Joe:「ジョー」
- Shaun:「ショーン」 日本人だと「ショー」でしょうか。
- Dan:「ダン」
- Kay:「ケイ」「カイ」 日本人だと、”Kei” で「ケイ」
- Louis:「ルイ」 ドラマと漫画の「花男」で出てくる花沢類で有名(?)ですよね!
- Nico:「ニコ」 はミックスの子に多いです。Nicholas から取ったみたいです。
- Nao:「ナオ」
ちなみに我が息子の Takeshi は入選ならず。。。(当たり前ですね笑)
でもタケ!って呼んでもらっているので、やっぱりスペリングで解決するか、アダ名のような形にするかの方法が一番の近道なのかもしれません。
いかがでしたか?
子供ができて名前をつける時、将来どうなって欲しいとか、名前に思いを込めて色々と悩んだ上で決めますよね。
名前は一生ついてくるものなので、大事にしたいですよね!
赤ちゃんの英語情報が満載!ぜひ参考にしてください。

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❐他にはこんな記事があります!
英語の発音が気になりますか?そんな方はこの記事を読んでみてください!

子供に英語で話しても良いの?
ただアニメを見せているだけじゃ、絶対英語力は身につかない?!息子に効果があったアニメの見方をご紹介。

意識すべきこと3点
コメント
Ellieさん、こんにちは。最近2人目(男の子)の名前を考えはじめたはらぺ子です。将来子供が海外で生活するかはわからないけど、英語圏の人がその音をどう感じるかは気になるところです。参考にさせてもらいます♡
はらぺ子さん、コメントありがとうございます!
そして、改めまして妊娠おめでとうございます!!男の子なんですね。楽しみですね〜。
以前、ママ友と男の子の名前で、外国でもOKっていう名前が少ないと話していました。
ちなみにですが、ロンドンでミックスの子は、「ルイ」「ニコ」くんもすごく多かったです。「ニコ」くんは同学年で3人も。ニコラスからとっているようですよ。また、「ナオ」と名付けた友達は、イギリス側の祖父母も簡単に発音できるからだそうですよ。
。。。って、リストに載せていなかったですね笑 アップしておきました〜。あとは。。。またイギリス人の知り合いから最新情報があったら、更新します!
Elieさんこんにちは。
在イタリアで男の子を妊娠中です。Takeshiという名前を検討していてこちらにたどり着きました。
Takeshiという名前は、英語圏の方にとって発音はどうでしたか?イタリア人旦那がとても気に入っていて良い名前だと思っているのですが、最後にTを付けると良くない意味に似ている~という記事を少し見てしまって。。。。アメリカのようでしたが。。。
そんなことでからかうのは小学生だけかな~とは思うのですが、イギリスでは大丈夫でしたか?
maiさん、コメントありがとうございます!
そしてご妊娠、おめでとうございます!!イタリア羨ましいです。。。。。。
Takeshiは最後にTを付けるとまぁ確かに英語的に悪い言葉の発音になりますが、
違う国に行けばどんな名前でも良くない意味や発音になる可能性はありますよね。
(批判することになりますが、例えばピカチ○ウとかっていういわゆる「キラキラネーム」よりよっぽどいいと思います。ピカチ○ウだと多くの国の人がわかるがゆえに、本当にバカにされかねないですからね。。。)
大事なのはパパママがその名前に思いを持って、子供にとっても一番と思える名前を付けることじゃないかなぁと思います。
まぁそういう意味だとキラキラネームも親が思いを込めてつけたのかもしれませんが。。。
ちなみにイギリスでは全くそういうからかい?は無かったです。
というか、我が家の場合は恐らく「からかう」ということをする年齢になるまでイギリスにいなかったので、
「経験できる年齢じゃなかった」というお答えが正しいかもしれません。
あまりご心配なさらず、maiさんと旦那さんが良いと思う名前を付けることが大事かなぁと思います^^
すみません、長文となりましたが私の意見です!
Ellieさん
返信ありがとうございます。
旦那も私もとても気に入っていて性別が分かってからずっと名前で呼んでいるので、そのままで変えずにいこうと思います。
日本の名前だと意味も込められるのがいいところですね。
イタリア。。。。大学までの教育費は安いですが、卒業しても仕事が見つからない人が多いんです。英語圏や他のヨーロッパで仕事を見つけたりする人も身近にいたので、ちょっと考えすぎてしまったかもしれません。
今のところ英語圏で教育を受けさせるような予定もないですし。
日本語・イタリア語でうちの場合はちょっと違いますが、言語のことも心配なのでバイリンガル育児の記事も参考にさせていただきます!
maiさん、
そうですね、旦那さんもmaiさんも好きな名前がいいと思います!
イタリアはここ数年、ずっと就職が難しそうですよね。
私の友達もイタリアに住んでいますが、やはり就職率が全体的に悪いと言っていました。
バイリンガルやマルチリンガルを考えた時、イタリア語も英語も結局は同じ「言語」ですのでぜひぜひまた遊びに来てくださいね^^
むしろ私がイタリア語気になってきました。。。イタリア語にも手を出してみようかな笑
ハーフのアメリカ在住のアメリカそだちのものです。少しアドバイスがあります。ステキなアーティクルですが、
Mary と Marie は発音が英語では違いますね。 メを強調する Mary と、発音的にマリーになるMarieとでは、英語の発音が全く違います。まりえとかけば、marieになります。どんなにがんばってもメーリーにはなりません。あと、
Taylor と
Tyler もちがいます。
タイラーはTylerとスペルします。taylorはどんなにがんばってもタイラーと言う発音にはならないので、そこは少し気をつけたいかも。
Paulinaさん、
コメントありがとうございます&お返事遅れて申し訳ありません!
ご指摘、ごもっともですね。。。気をつけます>< Mary(メアリー)とMarie(マリー)も違いますし、Taylorはテイラーのほうが近いですよね。。 失礼しました! これからも色々とご指導いただけるとすごく助かります! Paulinaさんはアメリカのどこにお住まいなんですか?(差し支えなければですが) アメリカ羨ましいです。。。
初めまして、キラキラネームには物凄く抵抗があるのですが。
こういった海外からも慕われやすいような名前はとても良いと思いました。
日本人でもあまり良い意味で捉えられない名前が度々あります。
外国語では酷い意味に変わったり…そういう観点では今はグローバルな時代ですし、こういった名前の付け方も子の気持ちを考える一つなのかなと思いますね。
774さん、コメントいただきありがとうございます!また、お返事遅れごめんなさい!
海外の方からも呼ばれやすいような名前だと、今後子供が外に出るときに親しまれやすいと思います!
また、774さんおっしゃるとおり、「子供の気持ちを考えた」名付けがとても大事だと感じます。
これからも遊びに来てください!^^
はじめまして。女の子を妊娠中で臨月のココアと申します。
とても興味深く記事を拝見させていただきました。
私自身が海外の方と仕事する機会があり、海外の方が私の名前を呼びにくいようなので、子供には海外の方からも呼びやすい名前をつけてあげたいと思っております。
候補の中に、『あやの』があるのですが、最後がoの発音の為、記事に記載のルールに則るとは男の子の名前と思われてしまうのかな?と考えました。
『あやの』という名前は海外では男の子と判断されがちでしょうか?ご意見いただけると幸いです。