皆さんこんにちは!
今回ご紹介する絵本 ”Max At Night” との出会いはイギリスの図書館でした。
息子が “Is this a cat?” と言って持ってきたのがこの絵本です。
正直、私はその時 Max が猫だとは思っておらず(何かの怪獣?作者の独自キャラクターだと思っていました)、”I don’t know… let’s see!” ということで借りてきたんです笑
それでは、可愛い黒猫さん Max のお話をご紹介します!
Max at Night
著者 Ed Vere
対象年齢 2〜3歳
■概要
黒猫の Max が主人公の絵本。
夜寝る前に、クモさんや魚さんなどに “Good night” と言って回るんですが、お月様に言っても返事がない。。。姿が見えない。。。
もう寝る時間をとっくに過ぎて、すごく眠いにもかかわらず、お月様を探す旅に出る Max。
道中出会ったものに対して “Good night” と言いながら旅を進める Max ですが、果たしてお月様は見つかるのでしょうか?
■イギリスで有名な絵本の出版会社からも紹介されている一冊!
Little ones will be running up to bed to read this brilliant bedtime story! Max at Night @ed_vere#SeasonsReadings pic.twitter.com/RWCQ4Xk6Xa
— Ladybird Books (@ladybirdbooks) December 10, 2015
子供たちはこの素晴らしい絵本を読むために、ベッドへ飛び込んでいく!とまで言われて紹介されています。
紹介しているのは、イギリスでも有名で老舗の絵本を出版している会社、”Ladybird Books”。
面白いのが、”Max at Night” は別の “Penguin Books” という出版社から出されているっていうこと。
“Ladybird Books” は他の出版社の絵本でも、良い絵本だったら紹介しちゃうんだ!って思いました笑
■日本の名作と比較しながら読んでます
我が家では英語の絵本はもちろん、日本語の絵本も読んでいます。
両親から友達からプレゼントされた絵本や、自分たちで良さそうだなと思った絵本などを選んで、子供に与えています。
今回ご紹介している “Max at Night” の絵本と一緒に読んだのが、「おつきさまこんばんは」でした。
「おつきさまこんばんは」も英語への翻訳版、”Good Evening Dear Moon” があります。
始めは同じ内容で違う言語のものを与えてみようと思い、”Good Evening Dear Moon” の購入も考えました。
でも、やっぱり日本語の絵本の英語版、ではなく日本の絵本は日本語で、英語の絵本は英語でちゃんと読もうと決めたんです。
それは、各言語の言い回しや文章構成なども考えた上で、それぞれの言語で作られた絵本の方が、子供にも自然に馴染むのでは?と思ったからです。
よく英語の勉強のために両言語のバージョンを買って読み聞かせをしている方も聞きますが、確かにそっちの方が英語もきちんと学べるかもしれません。
ただ我が家では、わざわざ日本語の絵本を英語訳したものは買わないようにしています。
英語の絵本を読むということは、英語の勉強のためもありますが、それ以上に絵本を通して子供と一緒に文化を学んでいきたいからです。
また、英語訳から日本語訳された絵本を読んでいて(逆もまたしかりですが)、思ったことがあるんです。
それは、直訳だけで内容が全部伝わればいいんですが、意訳なども含めると、どうしても原文と違ってきてしまうことでした。
「作者は本当にこれが言いたかったのかな。。。?」と悩んでモヤモヤするよりは、元の言語で読んじゃえ、と考えたんです。(もちろん作者と訳者は打ち合わせてると思いますが笑)
決して「日本の絵本の英語訳が悪い」と言っているわけではなくて、文化的な背景やその絵本を作った方の思いを伝えるには、元の言語で絵本を与えることにしたんです。
■この本を読んでから息子が言っていた英語フレーズ
“Just like Max, I drunk milk, I brushed my teeth, and I cleaned up my ear. Before I go to sleep, I always do it.”
「Max みたいに、牛乳も飲んで、歯磨きもして、耳掃除もしたよ。寝る前は必ずやるんだ。」
一番最初のシーンで Max が寝る準備をするのですが、子供たちが寝る前にすることと似ているんですね。
なので、「自分も Max と一緒のことしているんだ。」という感覚があったようです。
もう一つ面白かったのが、この絵本を読んでからヒソヒソ声で話す方法を覚えたことです。
絵本の途中で、寝ている犬の上を歩きながら “Good night, dog.” と言うシーンがあるんですね。
ここでは私がずっとヒソヒソ声で読んでいたんです。
“Max is whispering and trying not to wake up a dog. When someone is sleeping, you must be quiet and try not to disturb them…” 「Max はヒソヒソ声で話して、犬を起こさないようにしてるね。誰かが寝ていたら必ず静かにして、邪魔しないようにね。」
と何気なく教えていました。
そしてとある週末の朝、お父さんがまだベッドで寝ているのを見て、
“We need to be quiet. Daddy is still sleeping.”
とヒソヒソ声で話し始めたんです笑
子供はなんでも吸収が早いなぁと思うと同時に、子供なりに起こさないようにという気遣いもあるのかな?と思った瞬間でした。
ぜひ読んでみてくださいね!
もし絵本を読む時に、「こう英語で説明してあげたい、話してあげたい。だけど英語が心配。」という方がいらっしゃいましたら、一番下のコメント欄に残して頂ければと思います。
良いアイデアをシェアして頂き、皆さんと一緒に考えながら頑張りたいので、よろしくお願いします。
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コメント
年長になった娘は機能DMM英会話の自己紹介で、「I’m super hate readings」とか言ってました(-_-;)
Ninjaさん、コメントありがとうございます!
あら。。。お嬢さん hate なぐらい読み物が好きじゃないんですね^^;
子供に本を読ませるって、親の課題ですよね。。。私も読まなきゃ笑