最近、コメントをくださる方が増えてとても嬉しいです。
その中で、「私自身英語が得意ではないけれど、どうすれば?」という、不安を抱えていらっしゃる方も多いんだなと感じました。
以前お話しましたが、私も英語が得意ではありませんでした。
得意ではないどころが、正直嫌いでした。
いや、今も嫌いかもしれません笑
ただ、その嫌いっていうのは「学校で勉強する英語」が嫌いなだけです。
今では子供と英語で会話することに、ストレスを感じず話すことができています。
家庭内でバイリンガル育児をしてきましたが、今は少し楽だと感じています。
では、英語を勉強するのが嫌いだった私が、どのようにして今の英語力を身に付けてきたんでしょうか?
親自身の英語力を身に付けるために、どういうことをしてきたかを、これからご紹介していきます。
「【諦めたくない!】大人の英語力UP↑」は、3回に分けて連載しますね。
(1)英語に対する考え方 → 今回はこちらです!

(2)学習における3つの心構え

(3)実践的な上達法 5選
【諦めたくない!】大人の英語力UP↑
(1)英語への考え方
■私の英語力
❒バイリンガル育児を始める前の英語力
私の英語力は、何か資格などで証明できるものが見つかりません。
高校の時に英検2級、社会人に入って受けたTOEICの試験が700点以上だったと思います。
日本人の平均と比較して、いわゆる「お勉強」という視点だと、できる方なのかもしれません。
とはいっても、就職活動で外資系を受けた時、「TOEICの点数が話にならない」と2社の会社から面接ではっきりと言われました笑
また仕事で英語を使ったことがありますが、話が通じないから、英語ができる担当者に変えてくれと取引先から言われたこともあります。
その時はショックでしたが、ビジネスで考えると「英語ができない」の分類なんですね。
英語関係のブログを立ち上げているのに、そんな英語力の人が、「子供に英語を家庭内で教えよう。」なんてよく言ったものだ!と思った方はいると思います。
英語ブログの前に、子供に英語を家庭内で教えるなんて、「子供は正しい英語が身につかないんじゃない? 」と心配なさる方もいるかもしれませんね。。。
でも、子供に約3年間英語で話しかけてきて、胸をはって言えること。
それは「やってきて良かった。」の一言につきます。
❐バイリンガル育児を始めてからの英語力
なぜやってきて良かったのか?
それは、今では息子と英語で会話するのに、何も困っていないからです。
私にも英語脳が頭の中でできたのか、何も意識していなくても、子供に英語で話しかけている自分がいます。
それはこの前外国人宅でのクリスマスパーティに行った後、気付きました。
なんか私話しているぞ。。。
しかも人が話しているところに割り込んで話している。。。
いつも外国人と話してた後に、「こう伝えたかったんだけれど、どう言えばいいのかわからなくて、話さなかった。。。」という事態に陥るのですが、それが一切なく、「ああ、みんなと話せて良かった。」という満足な気持ちになれたのです。
さて、もうすぐ3歳になる息子は、英語で話すことがだいぶ確立してきました。
2歳前半までは、私が話した言葉やアニメ、歌の丸暗記などしか話したことがありませんでした。
でも、今では私が教えていない文章でさえ、アニメや絵本からぱっと聞き取ったり、学んだりして、それを今まで使っていた文章に自分で組み込んでお話するようになっています。
私自身が高度な英語を話していなくても、息子は基礎ができているため、自分で文章を組み立てるようになったのかもしれない、と思うようになりました。
多分、基本的な主語と述語の使い方を身体で覚えているんでしょうね。
そうなると、楽だと思いませんか?
■英語を分野に分けて考えよう!
「私は英語ができないから、とりあえず子供には英語教室に通わせて。。。とりあえず子供にはアニメを見せておいて。。。」と大人が勉強することを諦める必要はないと思います。
ごめんなさい、「諦める」と表現しましたが、子供に英語でペラペラ話すまでになって欲しくないですか?
そこのレベルまで持っていくまでには、日本だと家庭内での英会話は必要です。
大人が仕事で英語を使っていても、「英会話教室」に通うのと同じ感覚です。
私は諦めたくなかったんです。
英語の教育費にお金をかけて、結果「話せません」としたくなかった。
そこで私は「英語」という言語を、自分の中で大きく3つの分野に分けてみました。
「勉強のための英語」「日常会話英語」「ビジネス英語」としたのですが、それぞれ全く違うものだと考えるようにしたんです。
もちろん基礎があっての日常会話英語やビジネス英語だとは思います。
TOEIC700点あっても、イギリスに住み始めた時、”Where is the flour?” 「小麦粉どこですか?」とスーパーで聞けず、主人に「ねぇねぇ聞いてきて。。。」という困った主婦でした。
ちなみに、私が初めてスーパーで聞いた「小麦粉ってどこですか?」の回答が、
「flourにも種類があって、Self-raising flour? Bread flour? それとも corn flour?
そもそも何が作りたいの?あ、ちょっと待って、レシピ集を持ってくるわ。」
なーんて言われたら、もう返す言葉がありません。
とにかくイギリス人って、1つ質問したら何倍もの量の回答が返ってきます笑
一言、「こちらです。」と言って教えてくれればいいのに。。。と思いますよね。
主人はビジネスで日常的に英語を使っていましたが、「Self-raising flourって何?うん?小麦粉を自分で育てるのかな?」なんて2人で話しながら、お家に帰りました。
このように、勉強の英語やビジネス英語が得意でも、”Self-raising flour” 「薄力粉」がわからないというように、(厳密には「薄力粉」ではないのですが、ここでは詳しく書きません笑)「勉強のための英語」「日常会話英語」「ビジネス英語」は、まったく領域が異なるものだと思ってください。
本当は同じ英語だから、3つに分類したって結局は同じものなはずです。
でも、なぜ、まったく領域が異なるものだと思って欲しいかというと、同世代のネイティブと同じように英語を操ろうと思うと、ハードルが高いからです。
まったく違う領域だと思えば、少しの英語を勉強することで済むんですね。
結果、私が取り組み始めたのは、「日常会話英語」でした。
■子供が0歳であれば、私も0歳
「日常会話英語」であっても、レベルがたくさんあります。
「親はどれぐらいのレベルを話さなければならない。」なんて考えないでくださいね。
子供が0歳であれば、私も0歳。
子供のちょっと先を行けば良い。
そんな感じで、ぜひ気楽に考えてみてください。
「子供と話す日常会話英語」と考えれば、本当に大したことを話していないと思います。
日本語で聞いても、小さいお子さんが話している内容って、そんなに大したことを話していると思いますか?
今妊娠中の方や赤ちゃんの方、子供がまだ話さないぐらいの年齢であれば、時間はたっぷりあります!!
だって、赤ちゃんであれば1年以上は文章で話すことはできないんですよ。
その間に、毎日親が練習すればいいだけの話です。
難しく考えずに、自分の言葉も赤ちゃんと同じように、大げさにいえば教科書なしで学ぶと考えてほしいなぁと思います。
少なくとも私は、赤ちゃんと同じような状態から、なんでも吸収するつもりで学んできたと思っています。(脳の吸収率が、大人と赤ちゃんで全然違うのはキツイですけど笑)
次回は、
「(2)英語を学ぶ時の3つの心構え」
について、お話しします!

(2)学習における3つの心構え
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