このシリーズでは「Peppa Pig(ペッパピッグ)」に出てくる会話文を、日本語訳と一緒に載せています。
ぜひご家庭で使ってみてください!
今回は「George’s Friend」という、ジョージがウサギのお友達リチャードと公園で遊ぶお話です。
George’s Friend
■回転椅子で遊ぶシーン
Narration: Peppa and her friends are at the playground. Peppa, Suzy, and Danny are on the roundabout.
ペッパと友達は、公園で遊んでいます。ペッパ、スージーとダニーは、ラウンダバウトで遊んでいます。
※Playground は、公園という意味でも訳せますが、通常公園と聞くと Park を思い出しませんか?実は Playground は厳密に訳すと「遊具広場」となり、公園は Park なんですね。ただ日本語ではあまり遊具広場って聞かないので、公園と訳しています。
語源について、詳しくはこちらの記事に載っていますので、併せて読んでみてくださいね!

言葉の歴史を理解して子供に教えよう!
また、Roundabout (ラウンダバウト)はもともと回転木馬という意味があるのですが、公園だとぐるぐる回転するもの、と考えて頂ければと思います。
ちなみにイギリスなど欧米では、Roundabout と言うと車を運転している時に遭遇する物を思い浮かべるかもしれませんね。
詳しくは下の添付の写真を見て頂ければと思いますが、基本信号がない交差点で、右手から来る車を優先する(左ハンドルの国では左側優先)、というルールがある場所です。
引用:pixdaus – Roundabout Junction. London England
この Roundabout も、もとは馬車を使っていた信号機の無い時代の名残が、現代の車社会にもそのまま残っているものなんです。
Peppa: Faster faster!
早く早く!
※子供たちは、遊んでる時によく同じ言葉を繰り返しますよね。
英語でも一緒で、 “faster faster!” や “higher higher!” はしょっちゅう聞きます。
特にブランコで遊んでいる時などは、”higher!” 「もっと高く!」を使いますし、ペッパピッグのように Roundabout などで遊んでいる時は “faster!” 「もっと早く!」と言います。
■恐竜で遊ぶシーン
Narration: Richard Rabbit is the same age as George.
リチャードラビットは、ジョージと同い年です。
Narration: George and Richard do not want to share their dinosaurs.
ジョージとリチャードは、お互いの恐竜を貸そうとしません。
※子供の貸し借りは、日本語だと「貸してあげてね」「これ借りていい?」といった具合に言いますが、英語は滅多に「貸して、貸してあげて」つまり “borrow” や “lend” などは使いません。特に子供の場合はですが、一緒に使う、共有するという意味の “share” を使うのが一般的です。
なので、日本語から英語に訳したとても、”Can you lend him your toy?” 「あなたのおもちゃを貸してあげられる?」や “I want to borrow this toy from you.” 「このおもちゃ君から借りたいんだけど。」といった言い方はしません。
言うとしても、”You can use this.” 「これ使っていいよ。」 や、“I’ll share this with you.” 「これ貸してあげるよ。」といったフレーズが多いですよ。
詳しくはこちらの記事からどうぞ!

英文化の遊びを理解しよう!
Rebecca: They’re just too little to play properly.
彼らはまだ小さいから、ちゃんと遊べないんだね。
※まだ小さいから。。。というのは、2歳の息子が妹に対してよく使う言葉です。自分はお兄ちゃんだから、できるんだぞ!という気持ちと同時に、教えてあげなきゃ!という責任感(?)も少し持っているみたいです。
具体的には以下の応用例のようなことを言っていますよ!
<応用例>
Hana is too little to jump, but I can do star jumps, straight jumps, and side jumps too!
ハナはまだジャンプするには小さいけど、僕はスタージャンプ、真っすぐ飛び、横飛もできるんだよ!
She is still too little to use chopsticks. She needs to learn how to use spoon and fork first.
まだお箸を使うには小さすぎるよ。ハナはまずスプーンやフォークを使うことを覚えなきゃ。
I’m too little for drinking coffees and teas…
僕はまだコーヒーや紅茶を飲むには小さすぎるんだよね。。。
Miss Rabbit: Can you two big girls teach them to play together?
二人のお姉さんたちは、どうやって一緒に遊ぶか教えてあげられるかな?
※「教えてあげてね。」というフレーズも、兄弟がいるとよく使うと思います。特に我が家の場合は、妹のハナがなんでもやりたがるので、お兄ちゃんから教わってね、ということが多いです。
“teach him/her/them/us” の他にも、”let him/her/them/us know how to…” というフレーズも併せて覚えると、便利ですよ!
<応用例>
Can you teach her how to use spoon?
どうやってスプーンを使うか、教えてあげられる?
Can you teach her how to ride on a buggy on her own?
自分でベビーカーに乗る方法、教えてあげられる?
Can you let her know how to stack those blocks up high?
そのブロックを高く積み上げるやり方、教えてあげられる?
■砂場でお城を作るシーン
Rebecca: First, we fill the buckets with sand.
まず、砂をバケツに入れるんだよ。
※砂のお城をパカっと作るシーンで、ペッパが “Hey presto!” と言うのですが、始めは何を言っているのか全くわからず、何度も聞き直しました。
調べてみると、文字通り「じゃーん!」や「それ!」という意味らしいです。
こういう掛け声や擬音語のようなものって、聞き取るの難しいですよね。。。
Narration: Oh dear. This game has not gone very well.
あらら。この遊びはうまくいかなかったようです。
ぜひお子さんと一緒に見て下さいね!
もし見ていて「ここがどうしても聞き取れない。」や「ここの意味がよくわからない。」という方がいらっしゃいましたら、一番下のコメント欄に残して頂ければと思います。
良いアイデアをシェアして頂き、一緒に考えながら頑張りたいので、よろしくお願いします。
ポチッと応援してくださると嬉しいです!
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