このシリーズでは「Peppa Pig(ペッパピッグ)」のセリフから、日常会話に使える英語フレーズを選んで掲載します。
日本語訳と一緒に載せますので、家庭内で使ってみてくださいね。
今回は「Santa’s Visit」。クリスマスの日にサンタさんがやってくる、というお話です。
果たしてペッパとジョージは、サンタさんに会えるのでしょうか!?
Santa’s Visit
■クリスマスの朝起きるシーン
Daddy: Go and say happy Christmas to Granny and Grandpa.
グラニーとグランパにハッピークリスマス!って言ってきなさい。
※朝もう少し寝かせてよ。。。っていう時ありますよね。
そんな時使えるフレーズはこちらから。

「マジで起きろ!」はなんて言う?
Grandpa: Don’t panic! All hands on deck!
慌てないで!全員集合!
Peppa: It’s Christmas.
クリスマスだよ。
❐ All hands on deck!
グランパが言っている All hands on deck について簡単に説明します。
直訳すると「デッキに全部の手を」でなんのこっちゃ?という感じですが、ようは船乗りさんが緊急時などに「デッキに全員集合!」という時に使うようです。
グランパはもともと船乗りさん、という設定を知らないと、これを言われてもなかなか難しいですよね笑
私も始めは全く聞き取れずに苦労しました。。。
❐ Santa’s been
ペッパが言っている言葉ですが、これは Santa has been here. を短くして Santa’s been. と言っているようです。
つまり、サンタさんが来たよ!ということですね。
■サンタさんが家にいるか確認するシーン
Grandpa: No, Santa’s not here. Look. The carrot, drink, and mince pie have gone.
サンタさんはいないねぇ。見て。にんじん、飲み物とミンスパイがなくなってるよ。
Peppa: He has only left crumbs.
ちょっとのかけらしか残さなかったね。
❐ Crumbs
残ったカケラやくず、という意味です。
これを bread crumbs というとパン粉となり、イギリスでも揚げ物の時に使ったりします。
話はそれますが、同じ「パン粉」とは言っても日本で使うような粒が荒めのパン粉ではなく、ものすごく細かく刻まれてしまっているので、天ぷらとかには不向きです。。。
❐サンタさんへのお手紙やお菓子
小さいころ、みなさんは枕元にサンタさん宛のお手紙などを置いていた経験はありませんか?
イギリスではクリスマスイブに、サンタさん用のお菓子や飲み物(おうちによってはお酒の場合も笑)を用意しておきます。
私もはじめは、なんで人参?って思いましたが、これはサンタさん用ではなくてトナカイさん用なんですよね。
❐クリスマス特集はこちら!

イギリス流クリスマス(1)

クリスマスソング 12選!
■クリスマスランチを食べるシーン
Narrator: Peppa and her family are having a Christmas lunch.
ペッパとみんなはクリスマスランチを食べるところです。
Daddy: Let’s pull the crackers.
クラッカーを引っ張ろう。
❐ crackers
イギリスの crackers、つまりクラッカーのことですが、引っ張るとただパン!と音がなるだけではありません。
だいたい筒の中には、紙で作られた王冠の形をした帽子、お菓子、イギリス流ジョークなどが入っています。
Daddy: And Jokes! What wobbles in the sky?
あとはジョーク!空でヨロヨロしているものは何?
❐ wobbles in the sky?
さぁ、ダディピッグが開けたクラッカーにもジョークが入っていましたね。
What wobbles in the sky?
空でヨロヨロ(ふらふら)しているものは何?
で、答えがジェリーコプター。
(ジェリーはご存知ゼリーのことで、ヘリコプターと組み合わせてジェリーコプター)
。。。
。。。
という感じですが、これが世にも有名なブリティッシュ・ジョーク。
なんともシュールですね笑
■サンタさんがペッパのプレゼントを見つけるシーン
Narration: Santa is on his way home.
サンタさんはお家に戻るところです。
❐ Santa is on his way home.
on his way は「どこどこに行っている・向かっている最中」という意味ですね。
例えば “I’m on my way to your room” と言えば、「今あなたの部屋へ向かっているところ。」となります。
Mommy: Santa can’t have forgotten you.
サンタさんがあなたのことを忘れるわけがないわ。
❐ Santa can’t have forgotten you.
”have 〜〜” も本当によく使うフレーズですよね。
では、”have forgotton” と、普通の ”forgot” とではどう違うのでしょうか?
これは対象の人が「忘れた」ということを思い出しているのか、それともまだ忘れたまんまなのか、にかかってくるんですね。
以下2つの例文を読んでいただくと、違いが少しわかると思います。
Oh I forgot to do my home work!
あー宿題するの忘れた!
(宿題するの忘れてたけど、今思い出した)
I think he has forgotten to do his home work!
多分彼は宿題するのすっかり忘れてるんだよ!
(宿題するの忘れてて、今も忘れている状態)
このように、”have forgotten” は他の人に対して使うのが自然ですね。
また以上を踏まえると、マミーピッグが言っている
“Santa can’t have forgotten you.”
というのは、
「サンタさんがあなたのことを忘れるわけがないわ。」(そして忘れ続けているはずがないわ)
という風に聞き取ることができますね。
結構混乱しそうなのですが、思い出しているか否かがキーとなります。
<応用編>
I haven’t been to North Pole before.
北極へは行ったこと無いなぁ。
■最後に
終わりの方では、サンタさんを見ると 息子は “Ho ho ho.” と言って真似していました笑
以前、絵本の “A MESSAGE TO SANTA” でもサンタさんの存在を知ったようですが、改めてアニメを見て、こんなもんなんだな、ということがわかったようです。
■ペッパピッグはアマゾンで買えます。
■その他ペッパピッグのサンタエピソードはこちら

【英語絵本】A MESSAGE FOR SANTA
なんでもそうですが、絵本やアニメで見たり知ったりしたことは、実物をできる限り見せてあげたいものですよね。
ちなみに今回のお話、Santa’s Visit はクリスマス当日ですが、クリスマスイブのお話はこちらから!

その他のペッパピッグのフレーズ集はこちらから!

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