英語が情報源のこれから 世界の英語人口と教育

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◆どうして英語?!特集◆
英語を学ぶモチベーションを高めるためにも、英語を学ぶ意義を知ることが重要。子供の動機づけになる情報をご紹介!
1. 日本で使う英語 将来本当に使うの!?
2. 英語が情報源のこれから 世界の英語人口と教育←ココ
3. 【体験談】どんな時に英語が必要?英語を使って仕事をしている日本人

 

皆さんこんにちは!

英語って、本当にどこへ行っても使われていますよね。

世界の公用語と言われてから久しいですが、そもそも英語を話す人口ってどれくらいいるか、ご存じですか?

 

今回は世界にいる英語を話す人口や、第二ヶ国語でも学んでいる国が多くある中で、英語とどのように接しているかをご紹介します。

 

英語が情報源のこれから 世界の英語人口と教育

■8.5億という数字。

8.5億。この数字が何を表すかおわかりでしょうか?

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ご想像の通り、世界において英語を話す人口とされる数字です。

このうち、3.4億人がネイティブスピーカーとして存在しています。

また、第二言語として英語を話す人も5.1億人いるというから、驚きですよね。

この数字だけ見ても、70億人を超えている全世界の人口の、1割強が英語を日常的に話していることがわかります。(もちろん人口で数えたら中国人が圧倒的なので、中国語は12億人を超えています。が、それは今回置いといて。)

 

つまり、世界中でもそれだけ話している人が多い、ということですよね。

純粋に一つの言語しか話さない人口より、二ヶ国語以上話す人口のほうが多いという調査結果も出ているようですよ。

 

■インドやフィリピンといった、英語が上手な国

英語が第一言語であるイギリスやアメリカはさておき、世界中では第二言語だとしてもしっかりと英語を学んでいる国がたくさんありますよね。その中のインドとフィリピンを、今回は少し取り上げます。

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インドはもともと英国領としての歴史があるため、政府関係者や国の機関などは英語が必須として教育されてきたようです。

その後1947年の独立とともに、やはり自国の言葉を決めようという運動がありました。

ただ、訛りなどを含めるともともと1000言語以上あったインド。いくらヒンズー語がメジャーとはいえ、簡単に第一言語を決められるわけではなかったんですね。

そこで、国のトップや知識人は英語の教育を受けていたという歴史的背景も考慮し、英語を国の言葉として教えることにしたようです。

インド人のお友達に聞くと、主に公共機関、例えば銀行や市役所、その他職場は全て英語だそうです。そのため、英語ができないと生活に必要な手続きができないそうです。

 

もう一つ英語が流暢に話せる国フィリピン。

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最近オンライン英会話などでよく聞くようになった、フィリピン英語。

色々調べていても、訛りが少しあるため、「英語」というよりは「フィリピン英語」という分類で考えている方が多いみたいですね。

ご存じの方も多いと思いますが、フィリピンは国自体が英語を第二公用語と決めています。

そのため、小学校でもタガログ語と一緒に、英語を公用語として勉強することになっているんですね。

英語の先生も、フィリピン訛りがあるとはいえ、フィリピン英語のネイティブが教えているようです。

フィリピンもインドと同じで、公共機関では英語を使うことも多いそうです。

タガログ語を話す時は、親とだけ、お友達とは英語という方々もいるようですよ。

 

その他ヨーロッパの国では、フィンランドやオランダといった、国民の8割が英語ができるという素晴らしい国もあります。

 

■日本の英語教育は変わる 自分たちができることは何か?

インドやフィリピンなどの政府が徹底して英語教育をしている国は、少数民族が使う言葉はどんどん使われなくなり、何十年語には英語しか話せない国民が増えるかもしれません。

私の個人的な見解では、日本がインドやフィリピンのように英語を主な言語として扱うのは、正直難しいと思います。

日本はまだまだ国内でビジネスが回っていることもあるし、方言はあっても全国的に統一された日本語があるので、どうしても日本語がメインとなるでしょう。

 

では、お手本とすべき国は?となると、フィンランドやオランダではないでしょうか?

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彼らの母国語は、同じヨーロッパ内の国ということもあるので、ルーツをたどると非常に近いというメリットは確かにあります。

しかし、小さい頃から日常的に英語を聞いているというのが、日本人とは違うことだと思います。フィンランドは小学3年生から、オランダは小学5年生から英語を導入しているそうで、日常会話も取り組むそうですが、きちんと他言語として文法も勉強するそうですよ。

 

昨今の日本における英語教育は、80年代、90年代の教育とはまったく違う英語教育になっています。以前「子供へのメリットは?英語を小学3年生必修化にする目的」でも書きましたが、国の政策で子供たちの英語力が全体的にアップすることは間違いないでしょう。

日本では学校に任せておくのも、一つの手だと思います。

ただ、家庭内でも簡単にできることは、やはり普段から英語に慣らすことでしょう。

まずは耳慣れに英語のアニメを見せたり歌を歌うことで、英語そのものに触れさせ、かつ耳も慣らすことができるのではないでしょうか?

もちろん耳を慣らすだけで英語を話せるようになるわけではありません。しかし習うよりも慣れろという言葉のとおり、まずはその音に慣れることが大事だと思います。

 

各ご家庭で英語を導入する際のアドバイスや参考になる英語教材をご用意していますので、こちらからチェックしてみてくださいね。

当サイトカテゴリー:バイリンガルになろう

 

■最後に

これだけの人口が英語を話し、学び、活用しているため、英語が必要ないとは絶対に言えない時代です。

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以前、外国人のお友達に「日本人はあまり英語ができないの。」と話しました。

すると、「え?日本って英語を学校で習わないの?」と聞かれたんです。

外国の方からすると、日本は先進国であり教育もしっかりされているという認識です。

そのため、「日本人が英語ができない理由がよくわからない、あなたがサボっていただけじゃないの?」という返答がきました。

確かにサボっていたのは図星ですが、何よりも英語を使う場所がないという説明をしました。

すると、「移民を受け入れていないんでしょ?受け入れていないから、英語を話せないのよ。」と言われました。

 

確かにイギリスは、移民受け入れに反対の人もたくさんいます。

しかし移民がいるからこそ経済が回り、様々な文化を受け入れることができる子供が育ち、バイリンガルがたくさんいるのも事実です。

一概に「移民だけを受け入れれば英語ができるようになる」とは言えませんし、これは非常に難しい問題です。

でも日本のような小さな島国が世界に取り残されないようにするには、移民問題と英語教育は切っても切れない物なのかなと感じています。

 

次は、 【体験談】どんな時に英語が必要?英語を使って仕事をしている日本人です。

 

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参考サイト:

Wikipedia – List of countries by English-speaking population

British Library – Asian English

Quora – What percentage of the world’s population knows more than one language?

 

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